女性ゴルファーたちの祭典
5月9日、愛知県豊田市の京和カントリー倶楽部にて「第8回 東海ワーキングウィメンズゴルフカップ」が開催されました。これまでに多くの女性ゴルファーたちが集うこの大会は、今年も過去最多の84チーム、合計168名のエントリーがあり、活気に満ちた一日となりました。
昨年からの日々の練習や努力を競技に反映させる場として多くの女性ゴルファーが一堂に集結。事前には雨の予報が出ていたものの、大会当日は恵まれた晴天に恵まれ、参加者たちが最高のコンディションでプレーを楽しむことができました。
大会の特徴と競技内容
この大会では、同一の企業に所属する2名1組でのエントリーが必要となります。選手たちは、緊張感溢れるスタートホールで企業名と選手名がアナウンスされ、まるでプロトーナメントにいるかのような特別な体験をしながらプレーを行います。今回のコースは、グリーンの速さが11.0フィート、硬さは24.0mmというプロ直伝の設定。選手たちはその中でベストを尽くしました。
団体戦は、1チームあたり2名で構成され、2名のグロススコアを合計して順位が決まります。選手たちが苦戦する中、見事に制したのは「伊勢赤十字病院」チーム。彼女たちは152ストロークを記録し、2年ぶりに6度目の優勝を達成しました。これまでの大会でも多くの栄冠を手にしてきたこのチームは、安定感を持って他チームをリードしました。
続く準優勝は157ストロークの「日本食研ホールディングス株式会社」、3位には158ストロークで「大和証券株式会社【A】」が名を連ねました。
個人戦の結果と優勝者
さらに、個人戦も熱戦が繰り広げられました。今年の優勝者は日本食研ホールディングスの高橋英里子選手。彼女は71ストロークを記録し、昨年に続く2連覇を成し遂げました。続いて74ストロークで渡部良紗選手(中部電力株式会社)、75ストロークで菊川由美子選手(伊勢赤十字病院)がそれぞれ入賞しました。これらの選手たちの頑張りは、参加者全体をさらに引き上げる要因となったことでしょう。
共に楽しむ場としての意義
この大会は「働く女性を応援する」というコンセプトで2012年から始まり、競技の結果以上に参加者同士が交流を深める場となっています。特にゴルフに自信のない方々でも気軽に参加できるよう工夫された運営が行われ、多くの参加者に賞品が配られるなど、全員が楽しめる空間が広がっています。
ホールアウト後には表彰式を兼ねた特別なパーティーが催され、ゲストにプロゴルファーの森口祐子さんを招き、ゴルフの技術的な話に加え、育児や家事についてのユーモア交じりのトークが展開されました。また、質問コーナーでは具体的なアドバイスをいただくことで、参加者たちは笑顔に包まれました。多くの参加者がネットワークを広げ、私生活でもつながりを持つようになったというエピソードも、多く聞かれました。
次回の開催と期待
今年の大会は多くの人々の協力のもと、成功裏に終了しましたが、次回の第9回大会も2020年5月9日(土)に開催予定です。詳細は大会の公式ホームページにて随時アップデートされるため、ぜひチェックしてみてください。皆さんの参加を心よりお待ちしています。
大会結果は以下の通りです。
団体戦結果
- - 優勝: 伊勢赤十字病院 / 152ストローク
- - 準優勝: 日本食研ホールディングス株式会社 / 157ストローク
- - 第3位: 大和証券株式会社【A】 / 158ストローク
個人戦結果
- - 優勝: 髙橋 英里子(日本食研ホールディングス株式会社) / 71ストローク
- - 準優勝: 渡部 良紗(中部電力株式会社) / 74ストローク
- - 第3位: 菊川 由美子(伊勢赤十字病院) / 75ストローク
大会概要
- - 大会名称: 第8回 東海ワーキングウィメンズゴルフカップ
- - 開催日時: 2019年5月9日(土)
- - 大会会場: 京和カントリー倶楽部
- - 競技方法: 18ホール・ストロークプレー(スクラッチ)
- - URL: 大会公式サイト
京和カントリー倶楽部のご紹介
愛知県豊田市に佇む京和カントリー倶楽部は、自然豊かな環境の中、広大な敷地に整備された18ホールを誇ります。多くのゴルファーが訪れるこの場所は、プロからアマチュアまで多様なニーズに応える素晴らしい環境を提供しています。