コーヒーへのこだわり深まる
2012-02-23 15:28:19

コーヒーこだわり派増加中!4人に1人がこだわりの一杯を楽しむ時代へ

コーヒーブーム到来?こだわりの一杯を楽しむ人が増加中!



近年、コーヒーに対する消費者の関心が年々高まっているようです。株式会社メディアインタラクティブが実施した調査によると、なんと4人に1人(25.3%)もの人がコーヒーにこだわりを持っているという結果が出ました。これは、3年前の17.0%、5年前の16.4%と比較して、確実に増加傾向にあることを示しています。

若年層を中心に高まるこだわり



このコーヒーへのこだわりは、世代間でも差が見られました。現在では若い世代ほどこだわりを持つ人が多い一方で、3年前、5年前はむしろ上の世代ほどこだわりを持っていたという結果が出ています。これは、若い世代においてコーヒーへの関心が近年急激に高まっていることを示唆しています。

豆の種類や焙煎方法への関心も上昇中



コーヒー豆の種類や焙煎方法への関心もまた、増加傾向にあります。調査では、31.7%の人がコーヒー豆や焙煎方法に関心があると回答。3年前の15.3%、5年前の13.7%と比較すると、ここでも明確な増加が見られます。この傾向も、若い世代ほど顕著に現れています。

インスタントコーヒーが主流も、本格派への憧憬も強い



現在、最も多くの人が自宅で飲んでいるコーヒーはインスタントコーヒー(56.3%)です。手軽さが人気の理由でしょう。しかしながら、「おいしいと思うコーヒー」を尋ねたところ、レギュラーコーヒー(34.7%)がトップとなりました。豆から丁寧に淹れたコーヒーへの憧れが、多くの人々の心に存在していると言えるでしょう。

缶コーヒーは男性を中心に人気が高く、女性はインスタントコーヒーやレギュラーコーヒーを好む傾向がありました。手軽なコーヒーを好む一方で、より本格的なコーヒーへの志向も高く、そのギャップが興味深い点です。

自家焙煎コーヒーへの関心の高まり



さらに、今後飲んでみたいコーヒーを尋ねたところ、「自家焙煎コーヒー」が圧倒的な人気を博しました。購入時に焙煎してもらう、あるいは焙煎方法を指定できる自家焙煎コーヒーへの需要の高さが浮き彫りになりました。

中煎りが人気、しかし浅煎りへの関心も高まる



コーヒー豆の焙煎方法について、すでにこだわって豆を購入したことがある人にアンケートを実施したところ、中煎りが最も人気であることが分かりました。しかし、今後試してみたい焙煎方法として、浅煎りが上位にランクイン。酸味や苦味など、様々な風味への探求心も、コーヒー愛好家の間で高まっているようです。

まとめ:進化するコーヒー消費者の嗜好



今回の調査結果から、コーヒー消費者の嗜好は多様化し、より深く、多角的な視点でコーヒーを楽しむ傾向が強まっていることが分かります。インスタントコーヒーを気軽に楽しむ一方で、本格的なコーヒーへの関心も高く、自家焙煎コーヒーへの需要も増加しています。若い世代を中心に、コーヒー豆や焙煎方法への関心も高まっており、今後のコーヒー市場はますます活況を呈していくと予想されます。

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会社名
株式会社ネオマーケティング
住所
東京都渋谷区南平台町16-25養命酒ビル
電話番号
03-6328-2880

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