ニューヨークでミュージカル化
2020-10-20 10:00:12
安野モヨコ作品『鼻下長紳士回顧録』がニューヨークでミュージカル化の衝撃
ニューヨークでのミュージカル化が実現
安野モヨコ氏の代表作『鼻下長紳士回顧録』が、ニューヨークのブロードウェイでミュージカル化されることが決定しました。このプロジェクトは、海外でも高く評価されている日本の漫画を原作とする初の試みです。安野氏はこの作品に対し、国境を越えて多くの方にその魅力を届けられることを大変嬉しく思っています。
原作について
『鼻下長紳士回顧録』は、2013年から2018年にかけて連載され、文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞した作品です。美しい画風と奥深い人間の心理描写が特徴で、女性読者だけでなく、多くの男性ファンからも支持を受けています。物語は20世紀初頭のフランス・パリを舞台に、売春宿で働く少女コレットの苦悩と希望を描いています。
トップクリエイターとのコラボレーション
このミュージカル化には、トニー賞受賞の実績を持つロブ・アシュフォード氏が演出と振付を担当します。アシュフォード氏は、数々の成功したブロードウェイ作品に関与しており、その経験を生かして、作品に命を吹き込むことでしょう。彼が振付を手がけた「モダン・ミリー」は、トニー賞で5部門を受賞するなど、彼の才能が光る作品となっています。
プロジェクトチーム
プロジェクトを進行させるため、総合プロデューサーには瀧内泉氏が選ばれました。彼は、NHKアナウンサーや劇団四季のプロデューサーなどを歴任し、現在はニューヨークで本プロジェクトをリードしています。また、ゼネラルマネージャーとしてデヴィン・クーデル氏が参加し、彼もまた数々の成功したミュージカルに関与しているベテランです。
物語の魅力
『鼻下長紳士回顧録』は、複雑な人間関係や切ない恋愛を描きながら、コレットの成長や自己発見の物語です。彼女の人生は多くの試練に満ちていますが、そこには「自分の人生は自分で切り開くべきだ」という現代に通じるメッセージが込められています。アシュフォード氏は、この作品がミュージカルとして非常に魅力的であることを自負しており、そのストーリー性に期待を寄せています。
期待の声
安野氏は、自身の作品がニューヨークで舞台となることに感慨深い思いを抱いています。彼女は、20世紀初頭のパリという特異な時代背景を持つ作品が、一体どのように演出され、多くの人々に愛されるのかを楽しみにしていると語っています。また、アシュフォード氏もこの作品に特別な愛着を持っているようで、過去の体験と日本の文化への思い入れを述べています。
今後の展開に注目
プロジェクトは現在、音楽作りが進行中で、脚本家の選定も行われている段階です。安野モヨコの『鼻下長紳士回顧録』がどのように舞台化され、ニューヨークからさらに世界へと羽ばたいていくのか、多くのファンにとってワクワクする展開となることが期待されています。今後のさらなる情報に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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メモワール・オブ・ジェントルメン有限責任事業組合
- 住所
- 東京都港区浜松町2番15号浜松町ダイヤビル2F
- 電話番号
-
090-8304-3568