2025年開催の交通総合文化展、バーチャルギャラリーが登場

交通総合文化展2025の魅力

2025年の秋、日本の交通と文化をテーマにした注目のイベント「交通総合文化展2025」が開催されます。この展覧会は、公益財団法人日本交通文化協会と「鉄道の日」実行委員会が共催し、毎年恒例のイベントとして多くの人々に親しまれています。

開催日と場所

本展は2025年10月1日から31日までの期間、ウェブ上のバーチャルギャラリーで無料公開されます。この形式は昨年に引き続き、JR上野駅での開催ができなくなったため選ばれました。バーチャルギャラリーでは、実際の展示を訪れているかのように作品を楽しむことが可能です。

作品の公募について

今年のテーマは『伝えたい！日本の魅力』で、写真と俳句の作品を募集しました。応募期間は2025年6月1日から7月15日まで行われ、写真部門には641点、俳句部門にはなんと8,098点もの応募が寄せられました。審査には著名な審査員が参加し、厳選された作品が選ばれました。

選ばれた作品

選出された写真29点と俳句16点は、バーチャルギャラリーで展示されます。写真部門では、国土交通大臣賞や環境大臣賞を受賞した優秀作品が特に注目されています。例として、国土交通大臣賞を受賞した鈴木昇さんの「会津の春を感じて」は、福島県喜多方市の美しい風景を捉えた作品です。

俳句部門でも、「切符にはもう戻れない日付あり」といった印象深い作品が一席に選出されるなど、幅広い表現が確認できます。