明治大学での「山の上ホテル」文化展示
明治大学の駿河台キャンパスにて、注目のイベントが開催されています。「山の上ホテル」に関連する2つの展示が、いままさに訪れる人々を魅了しつつあります。これらの展示は観覧無料で、文化や歴史に親しむ絶好の機会です。
「明治大学と山の上ホテル—文化の薫りの継承」
最初の展示、「明治大学と山の上ホテル—文化の薫りの継承」は、2024年11月に明治大学が山の上ホテルの土地及び建物を取得したことを受けて行われています。このホテルは1937年に建築され、1954年からは営業を開始しています。展示では、ホテルの歴史とそれに関わりの深い佐藤慶太郎氏の業績が中心に紹介されています。
佐藤氏は、明治大学の卒業生であり、彼の私財によって山の上ホテルが建設されました。その後、彼は石炭業界で成功を収め、さらには慈善事業に尽力しました。展示では、彼の足跡を辿りながら、明治大学との関係についても深く探求しています。
- - 会期: 2025年3月25日(火)~10月27日(月)
- - 会場: 明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー23階 岸本辰雄ホール
- - 休館日: 日曜日・祝日
「山の上ホテルを愛した作家たち—川端康成・三島由紀夫」
次に紹介する展示は、「山の上ホテルを愛した作家たち—川端康成・三島由紀夫」です。こちらは文豪たちがこのホテルに魅了され、親交を深める様子を捉えています。特に、川端康成と三島由紀夫に焦点を当て、彼らの初版本や直筆署名本など、希少な資料を展示しています。
この展示を通じて、参加者は文人たちの愛した宿の魅力に迫ることができます。
- - 会期: 2025年3月26日(水)~10月30日(木)
- - 会場: 明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー1階 中央図書館ギャラリー
- - 休館日: 5月30日(金)、6月30日(月)など
文化や歴史に興味のある皆さんには、両展示とも必見です。特に、山の上ホテルの魅力やその文化的な意義を感じられる貴重な機会として、多くの方々にお越しいただきたいと思います。特別な展示に足を運んで、自らの目でその文化の薫りを感じてみてはいかがでしょうか。
明治大学の文化イベントは、学びと交流の場であると同時に、地域の方々や学生たちにとって貴重な体験となることでしょう。ぜひこの機会に、文化の魅力を体験しにいらしてください。