ジミー大西の個展『ホームタウン』が富山にやってくる
2025年3月14日(金)から3月30日(日)まで、富山市民プラザ2階アートギャラリーにて、注目の画家ジミー大西の大規模原画展『ホームタウン』が開催されます。この展覧会では、彼が影響を受けた「場所」に焦点を当て、創作の裏側に迫る特別な内容が盛り込まれています。
新作に込められた熱意
ジミー大西は、今回特に富山の特色を生かした新作を描き下ろしています。富山県のシンボルとも言えるライチョウや黒部ダム、チューリップ、トロッコ電車など、地元の魅力が詰った作品が並ぶ予定です。還暦を迎えたジミーは、ますます新しい表現を求めて創作に励んでおり、その姿勢は作品にしっかりと反映されています。
また、展覧会場内には「ジミーの部屋」と呼ばれるアトリエスペースが設けられ、彼が新作を制作する過程を見ることもできます。この試みは、来場者に対して画家としてのドラマをリアルに体感させるものとなっているのです。
展示会の詳細情報
展覧会の詳細は以下の通りです:
- - 開催日程:2025年3月14日(金)~3月30日(日)
- - 会場:富山市民プラザ2階アートギャラリー(富山県富山市大手町6-14)
- - 開館時間:10:00~18:00(入場は閉場30分前まで)
- - 料金:
- 前売:大人1,000円、中高生800円、小学生以下400円
- 当日:大人1,200円、中高生1,000円、小学生以下600円
(3歳から有料)
- - 主催:富山テレビ放送(株) 富山市民プラザ
- - 公式サイト:こちら
会場では展覧会グッズの販売や複製版画の受注販売も行われます。アートファンにとって、見逃せない機会となるでしょう。
サイン会の開催
展覧会期間中に、ジミー大西のサイン会も行われる予定です。以下がその詳細です:
- - 日時:2025年3月15日(土)、16日(日)、29日(土)、30日(日)
- - 場所:富山市民プラザ内
- - 各日1回目…11:30~12:30 / 2回目…14:00~15:00
サイン会に参加するためには、当日「ジミー大西作品集」を購入すると整理券が配布されます。各回先着100名様限定での対応となるため、ファンは早めの行動が必要です。サインは作品集にのみ行われるので、こちらもご注意を。
ジミー大西の成り立ち
ジミー大西は、1992年にテレビ番組の企画をきっかけに本格的に絵を描き始め、その後、憧れの岡本太郎から「キャンバスからハミ出しちゃえばいいんだ」との言葉を受けて画家としての道を歩むことを決意しました。そして、お笑い芸人としての活動を終え、スペインに移住。これが彼の創作スタイルに確かな影響を与え、その後も世界各地の文化や風景を自身のアートに活かしてきました。
本展『ホームタウン』を通じて、ジミー大西がどのようにその環境や経験からインスピレーションを得ているのか、彼の思考と創作のメカニズムを知ることができる貴重な機会となるでしょう。来場者は、さまざまな場所でのジミーの経験を、原画とともに追体験できるはずです。新作やサイン会、さらにはアート体験の場としても、ぜひお見逃しなく!