2025年大阪・関西万博におけるLVMHのフランス館への参画
LVMHグループが、2025年に大阪で開催される関西万博のフランス館のメインパートナーとして協賛を発表しました。このイベントは、2025年の4月13日から10月13日までの間行われ、多彩な展示やプログラムが提供される予定です。
フランス館の魅力
LVMHは、名だたるメゾン、ルイ・ヴィトン、ディオール、セリーヌ、ショーメ、モエ・ヘネシーと共に、フランスの卓越した職人技と創造性を紹介します。これにより、数百万の来場者に対してフランスの文化的価値を発信するのが目標です。
2025年2月4日には、フランスのパリでプレゼンテーションが行われ、エマニュエル・マクロン大統領をはじめとする大勢の著名人が集まりました。この場では、フランス館のパトロンおよびパトロネスも発表され、女優ソフィー・マルソーやラグビー選手アントワーヌ・デュポンなどがアンバサダーとして名を連ねました。
フランスと日本の深い結びつき
LVMHは長年にわたり、日本との強い結びつきを築いており、日本国内では1万4000人以上を雇用しています。グループ全体では21万5000人以上の従業員を抱え、1000店舗以上を展開しています。LVMHの会長兼CEO、ベルナール・アルノー氏は、パートナーシップを通じてフランスの技術や文化を日本に伝える重要な機会であると述べています。
常設展示の見どころ
2025年4月から行われる常設展示では、ルイ・ヴィトンとディオールが中心になり、来場者に夢の世界を届ける特別スペースを設けます。ルイ・ヴィトンは、85個のトランクを使った展示や、日本人アーティスト真鍋大度氏によるビデオインスタレーションを行う予定です。ディオールは「バー」ジャケットなどのアイコニックな作品を3Dプリントで再解釈し、壮大な旅の体験を提供します。
特別展示とプログラム
さらに、セリーヌとショーメは特別展示を行い、モエ・ヘネシーはフランス館のホスピタリティパートナーとして参加します。セリーヌは日本の伝統工芸との対話をテーマにした展示を行い、約一か月間の展覧会を予定しています。またショーメは、自然をテーマにしたジュエリー展示を行い、240年以上の歴史を背景に、視覚的に楽しませる展示を提供します。
フランス館では、没入型の展示や独自性あふれるプログラムを通じて、訪れる人々に未来への希望やインスピレーションを与える狙いがあります。
2025年の大阪・関西万博でどのようにフランスの文化と技術が発表されるのか、多くの人々が期待を膨らませています。LVMHの公式サイトでは、さらなる情報が掲載されています。公式サイトをご覧ください:
LVMH公式サイト