グリーンコープの新制服
2024-08-22 13:00:40

環境に配慮した制服を導入するグリーンコープの挑戦

環境に配慮した制服を導入するグリーンコープの挑戦



この夏、一般社団法人グリーンコープ共同体が新たに導入した制服が話題です。特に西日本を中心とした16の生協で活動するこの団体は、アウトドア・アパレル企業の「パタゴニア」に制服の調達を依頼しました。地球温暖化が進む中、今年は記録的な猛暑が続いており、同団体は予防策としてショートパンツの導入を決定したのです。

グリーンコープは「2027年までに事業からの温室効果ガスを0に」という明確な目標を掲げ、「OUR GREEN」プロジェクトを推進しています。このプロジェクトは、環境に優しい取り組みを組織全体で行うことを目的としており、具体的には全車両のEV化や国産品の採用による輸送コストの削減、さらにリユース・リサイクルの促進など多岐にわたり展開されています。

今夏導入された制服には、このプロジェクトの理念が色濃く反映されています。パタゴニアは、環境問題に責任を持って取り組む「レスポンシブル・カンパニー」として知られ、その製品はグリーンコープが目指す理念と一致するため、調達先として選ばれました。

例えば、グリーンコープの「OUR GREEN」では、カーボンニュートラルを実現するための取り組みにおいて「無理なく、我慢せずに取り組む」ことを理念としています。この発想は、組合員の持続可能な活動を促すためのものであり、志を同じくする仲間が集合することによって実現されるという信念に基づいています。

また、グリーンコープは2018年に設立され、地域に根差した協同組合の活動を通じて、安心・安全な食品供給の重要性を訴える取り組みも行っています。「子どもたちに安全な食べものを届けたい」という母親の願いや、地域ごとの健康志向が根底にあります。

グリーンコープ共同体は、福岡市博多区を本部とし、様々な地域からの生協が連携する形で成り立っています。そして、持続可能な社会構築を目指し、環境への配慮はもちろんのこと、地域資源の活用・コラボレーションを通じた豊かな地域社会の実現に努めています。

この新しい制服は、単なる衣服にとどまらず、グリーンコープが未来のために行う活動の象徴とも言えるでしょう。パタゴニアとの協力は、環境意識の向上に寄与し、他の企業や団体への良い影響をもたらすことが期待されます。新たな制服の導入により、グリーンコープの活動がさらに活性化し、多くの人々に影響を与えることを願ってやみません。


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会社情報

会社名
一般社団法人グリーンコープ共同体
住所
福岡県福岡市博多区博多駅前1-5-1博多大博通ビルディング4F
電話番号
092-481-4800

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