三菱総研DCSとバーチャレクスHD、業務提携で顧客接点強化
2026年5月、東京都港区に本社を構える三菱総研DCS株式会社(以下、DCS)とバーチャレクス・ホールディングス株式会社(以下、バーチャレクスHD)が業務提携を発表しました。この提携の目的は、顧客接点の高度化を図ることで、両社の強みを活かして次世代型の顧客接点ソリューションを共同で展開することにあります。
提携の背景と狙い
近年、コールセンターやCRM(顧客関係管理)の分野は、非対面事業の拡大や人出不足といった課題に直面しています。顧客対応の質の向上や業務効率の向上が求められる中、DCSは基幹系システム構築やデータ、AI技術を用いたサービスに力を入れています。一方で、バーチャレクスHDは25年以上にわたり、CRM構築やコンタクトセンターの運営に関する深い知識と経験を持っており、双方のノウハウが融合することで新たな価値を生み出す狙いがあります。
業務提携の主な取り組み
この提携においては、以下の取り組みが主要な柱となる見込みです。
1.
提案力の強化
DCSのIT企画やシステム設計力と、バーチャレクスHDが蓄積してきた業務設計やチャネル最適化、VoC(顧客の声)の活用方法を結集させ、提案力の向上を図ります。
2.
AI活用による共同開発
DCSが持つAI技術とデータ活用の専門知識と、バーチャレクスHDのCRMに関する経験を融合し、AIエージェントを用いた新しい顧客接点ソリューションを共同開発します。
3.
中小企業向けサービスの展開
DCSのAI技術に加え、バーチャレクスHDのサービスを組み合わせ、中小企業向けに新しいソリューションを提供することを目指します。DCSが持つ金融機関ネットワークを通じた販売チャネルも活用し、幅広いサービス提供を行う計画です。
4.
人材交流による専門性の向上
両社間の人材交流を進め、顧客接点やコンタクトセンター、AI活用に関する専門的な知識を共有し、プロジェクトの実行力を高めていきます。
今後の展開
DCSとバーチャレクスHDは、この提携を通じて顧客体験の質を高めていくことを目指します。両社の技術とノウハウを結集し、金融業界をはじめさまざまな業種の企業に対して、AI・DXを活用した顧客接点ソリューションを提供する計画です。特に中小企業市場への対応を強化し、企業のCX(顧客体験)向上と成長を目指します。
本件はオープンなパートナーシップの考えに基づいており、様々なパートナーとの協力を通じて、顧客接点領域におけるソリューション提供力を高めていく意向です。
企業情報
1970年に創業以来、金融、製造、公共、教育など多様な分野でITソリューションを提供し、時代の先端を行く技術の採用を進めています。パーパスとして「日常とビジネスに新しいカタチを。」を掲げ、顧客の課題解決に貢献しています。
AI・デジタル領域に強みを持ち、コンサルティング、テクノロジー、オペレーションを融合したサービスを展開しています。顧客企業のDXを支援し、顧客接点の改革を通じた持続的な成長を目指しています。
両社の業務提携により、今後の顧客接点領域の発展に期待が寄せられています。