ノドグロ復興支援
2026-04-28 14:28:32

近畿大学、震災乗り越えたノドグロを水族館に無償提供

近畿大学が復興支援!「奇跡のノドグロ」を展示



近畿大学水産研究所富山実験場が、2024年に発生した能登半島地震の復興活動の一環として、奇跡的に生き延びたノドグロ(3歳魚)の約50尾をのとじま臨海公園水族館に無償で提供することが決定しました。これにより、水族館では新たに改装された展示コーナー「水族館の変わりもの」で、ノドグロを観賞できるようになります。展示開始は2026年5月2日を予定しています。

背景と震災の影響



2024年1月1日に発生した能登半島地震は、近畿大学水産研究所富山実験場にも大きな影響を及ぼしました。液状化現象により、水槽や配管が破損し、多くのノドグロが死亡するという被害が出ました。同じく、のとじま臨海公園水族館も甚大な損害を受け、多くの生き物が犠牲となり、休館に追い込まれました。その後、同年7月に一部の営業を再開し、2025年3月には全ての展示が復活を果たしました。

近畿大学は、震災からの復興の第一歩を踏み出すため、2025年6月にはマダイの稚魚約2,000尾を無償提供し、復興支援の取り組みを進めてきました。

ノドグロの特性と養殖技術



今回展示されるノドグロは、近畿大学水産研究所が人工ふ化と飼育を行い、見事に育て上げられたものです。ノドグロの養殖研究は2015年に始まり、2025年10月には世界初の完全養殖を達成しました。この研究は持続可能な養殖技術の発展に寄与しており、天然資源に依存しない魚の生産を可能にしています。

近畿大学水産研究所では、「海を耕す」という理念を掲げ、さまざまな魚種の養殖に取り組み、多くの成果を上げています。特に、完全養殖技術の実現に向けた取り組みは高く評価されています。

展示についての詳細



ノドグロが展示されることで、震災から復興した水族館の姿を訪問者に伝えることが期待されています。展示期間中、来館者は近大産のノドグロを通じて持続可能な養殖への理解を深めることができるでしょう。

展示の詳細は、2026年5月2日(土)から開始され、開館時間は午前9時から午後5時まで。入館は午後4時30分までとなっています。展示場所は、のとじま臨海公園水族館(石川県七尾市能登島曲町15-40)。

この他に、展示準備が整った際には、公式ウェブサイトや報道を通じて最新情報が発信される予定です。ぜひ足を運んで、震災の復興とともに生まれた「奇跡のノドグロ」を体験してください。

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