熊本の未来を照らす特別機『Go!forward くまもと号』が就航へ
ソラシドエアが、2026年4月中旬より復興への思いを込めた特別機『Go!forward くまもと号』の運航を開始することを発表しました。益城町や熊本市を中心に、復旧が進む熊本地震から10年を迎える記念すべき年に、熊本の魅力を発信しつつ地域振興に貢献するこのプロジェクトは、多くの人々の期待を集めています。
熊本の復興と地域の魅力
復興のシンボルである熊本城をはじめ、熊本全体の活性化を目指すこの取り組みには、地元の菊池市、高森町、御船町、南阿蘇村、山鹿市などの各市町村にも参加が呼びかけられています。機体のデザインは、「引き続き前を向いて頑張ろう」という意識が込められており、機体には熊本の魅力や地域文化も描かれています。
特別機『Go!forward くまもと号』は、熊本城の復旧支援を象徴し、同時に全国の人々への感謝の気持ちを伝えます。この機体のラッピングは、地域の特産品や観光名所を色どり、その魅力を広く周知することで支持を集めることに力を入れています。
機内誌やマイレージプログラムを通じた支援
さらに、ソラシドエアは機内誌「ソラタネ」やマイレージサービス「ソラシドスマイルクラブ」を活用し、復興支援の活動を展開していくことも計画しています。これを通じて、熊本の「今」を多くの人に伝え、空の旅を通じた交流を促進することで、持続可能な地域振興に取り組んでいく存在感を示しています。
地域と共に歩むソラシドエアの哲学
執行役員の地域価値共創本部長、伊藤智将さんは、「私たちは長年にわたって熊本と様々な活動を通じて強固な信頼関係を築いてきました。復興の歩みを果たしながら、市町村や地域の皆さとうまく連携し、より元気な熊本を発信することが大切です」と述べ、今回のプロジェクトに寄せる期待を語りました。
この特別機が就航することで、熊本の復興に向けた思いが再燃し、全国からの訪問客がより一層増えることが期待されます。ソラシドエアの活動は、ただの航空会社に留まらず、地域の生活や文化の一端を支える重要な存在としての役割を果たし続けています。
特別機の基本情報
- - 機体名: Go!forward くまもと号
- - 機材: ボーイング737-800型
- - 機体登録番号: JA807X
- - 就航予定日: 2026年4月中旬
- - 就航路線: ソラシドエア全路線
この特別機によって、熊本の魅力が空を通じて全国に伝わることを願い、復興と地域振興の流れがさらに強くなることを期待しています。