感動の青春SF小説
2025-10-17 17:20:10

若きアニメ制作の苦悩と青き情熱を描いた小説『タイム アフター レコーディング』

舞台劇が小説へと昇華



2023年に上演された劇団ヘロヘロQカムパニーの舞台作品『タイム アフター レコーディング』が、構成作家・伊福部崇の手によって小説として発表されることが決まりました。2025年11月29日(土)の発売を迎えるこの本は、1970年代におけるアニメ制作現場を舞台にした青春、SF、ミステリーが交錯する群像劇です。

物語の舞台と内容



物語は1978年の2月28日、人気アニメ『無限闘志メカ グラハムダーV』の最終回のアフレコ中に展開します。この日、収録には様々なトラブルが立ちはだかります。現場に現れない主役声優、現れた清掃員、仕事を放棄する監督など、次々と難題が襲いかかってきます。この困難を乗り越え、無事に収録を終えることができるのか、そしてその背後に隠された事件の真相とは一体何なのかを描いた物語です。アニメ制作の過酷さと仲間たちとの絆、情熱が感じられる作品となっていることでしょう。

青春群像劇の魅力



アニメ『無限闘志メカ グラハムダーV』の制作現場では、才能あふれる多くのスタッフが集結しています。その中で、若い彼らが直面する挑戦や葛藤は、年代を問わず読者の共感を呼ぶことでしょう。アニメーションという作品を作る過程そのものが描かれ、そこに存在する情熱や喜び、悩みを通して、青春とは何かを考えさせられる内容です。ロボットアニメに心を揺さぶられた人やクレイティブな活動をしている方々にとって共感できる要素が満載です。

特典とサイン本について



本書には、声優の岩崎諒太と岡田雄樹によるドラマ音源が特典として付属します。この音源は、9ページ全てが脚本家・伊福部崇によるもので、特にファンには嬉しい要素でしょう。購入時には帯に掲載された二次元コードを使って音源をダウンロードすることが可能ですが、期限が2027年12月31日までですのでお忘れなく。さらに、カドスト限定のサイン本も販売されます。このサイン本は数量限定で、著者の伊福部崇からの直筆サインが入っているため、これを手に入れたいファンにとっては貴重なチャンスと言えます。

カバーイラストの印象



本書のカバーイラストは、映画『怪獣ヤロウ!』のキービジュアル等を手がけた金子大輝が担当しています。彼のノスタルジックな画風により、1970年代のロボットアニメのアフレコ現場の空気感が見事に再現されています。ビジュアルだけでも多くの読者の心を魅了するでしょう。さらに、帯に寄せた声優・関智一のコメント「読んだ!燃えた!さぁ俺もアフレコするぞっ!!」からは、作品に対する熱い思いが感じられます。

この『タイム アフター レコーディング』は、アニメの創作に情熱を注ぐすべての人々に、生き生きとした青春を再確認させてくれるはずです。具体的な発売日が迫る中、作品に寄せる期待の高まりは止まりません。アニメ界の新たな傑作に、是非ともご注目を!


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