稲田万里 デビュー作
2022-10-31 15:20:05

異例の発売前重版!新人作家・稲田万里のデビュー作『全部を賭けない恋がはじまれば』が話題に

デビュー作にして異例の発売前重版! 稲田万里『全部を賭けない恋がはじまれば』が話題に



10月31日(月)に発売される稲田万里のデビュー作『全部を賭けない恋がはじまれば』が、発売前に重版が決定するなど、大きな話題となっている。本書は、恋愛、仕事、友人、家族など、様々なテーマを繊細に描いた短編集だ。

著者の稲田万里は、ブックデザイナーの佐藤亜沙美氏に師事し、その後、不動産会社や編集プロダクションなどに勤務するなど、多彩な経験を積んできた。さらに、スナックのママも経験したという経歴を持つ。

本書は、そんな稲田万里が自身の経験を活かし、女性「コスモ・オナン」の18の物語を描いた作品だ。淡々と生きてきたつもりが、導かれるように出会い、巻き込まれていく——。ほのかに揺れる心と理不尽で理解の追いつかない状況を、冷静にも芳醇に切り取っている。

358名の株主の支持を受けて書籍化



本書の出版は、16万部のベストセラー『読みたいことを、書けばいい。』(ダイヤモンド社)の著者である田中泰延氏が、稲田万里の「note」連載『日曜興奮更新』を発掘したことがきっかけだった。田中氏は、稲田万里の才能に惚れ込み、書籍化をオファー。さらに、「稲田万里デビュー作を、一冊目の出版に」と打ち出し、5月に実施した株式投資型クラウドファンディングでは、開始24分で目標満額の4,000万円を達成。個人投資家と合わせて358名から1億8千万円の資本を集め、全員の支持を受けての発行となった。

出版業界に革新を起こす「累進印税™️」



本書には、ひろのぶと株式会社が立ち上げ時から掲げている「印税2割 最大5割」の「累進印税™️」が適用される。これは、売上額に応じて印税率が上昇する仕組みで、作家への還元率を高めることを目指している。

新人作家デビュー作で、異例の発売前重版



本書の発売告知が株主や著者の「note」連載ファンを中心に話題を呼び、初版3,000部が予約と書店搬入分で埋まり、新人作家のデビュー作としては異例の発売前重版が決定。2刷2,000部の増刷となった。

話題のブックデザイナー・佐藤亜沙美氏が装幀を担当



装幀は、宇佐美りん『推し、燃ゆ』(河出書房新社)をはじめ話題の書籍や雑誌、2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のロゴデザインなどを手掛けるデザイナー・佐藤亜沙美さんが担当した。稲田万里が以前、師事していた縁で、今作の装幀をご依頼する運びとなった。

装画は、Instagram3.7万フォロワー、『ILLUSTRATION 2022』(翔永社)や『ネオレトロイラストレーション』(パイ インターナショナル)にも取り上げられるなど、SNSを中心にいま注目されているイラストレーター・らすくさんが制作している。

雑誌『ダ・ヴィンチ』12月号にて著者単独インタビュー掲載決定



雑誌『ダ・ヴィンチ』(株式会社KADOKAWA)12月号(11月5日発売)の巻頭特集「Book Mark Ex of This Month」にて著者インタビューの掲載が決定した。Webでも公開される予定だ。著者・稲田万里が、なぜ小説を書くようになったのか、出版に至った経緯、デビュー作に込めた思いなどを語っている。

東京・大阪にて、刊行記念イベントも開催予定



著者登壇の刊行記念イベントが開催される。11月には東京・下北沢本屋B&B、大阪・梅田蔦屋書店でイベントが開催される予定だ。

稲田万里の今後の活躍に期待!



本書は、稲田万里の才能が光る、力強くも繊細な短編集だ。恋愛、仕事、家族など、誰もが共感できるテーマが描かれている。さらに、稲田万里自身の経験や考え方が垣間見える作品となっている。

発売前から大きな話題となっている『全部を賭けない恋がはじまれば』。ぜひ手に取って読んでみてほしい。

会社情報

会社名
ひろのぶと株式会社
住所
東京都港区南青山2-22-14-502
電話番号
03-6264-3251

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。