新CG動画教育で安全に
2024-01-18 11:00:03
労働災害を未然に防ぐ新CG動画配信サービス『ZIKOZERO』の魅力
株式会社ジコゼロが提供する労災事例CG動画配信サービス『ZIKOZERO』が、特別賞を受賞したことを契機に、2024年1月6日より追加された新作事例動画10本を紹介します。これらの動画は、従来のモーションキャプチャー技術に加え、フェイスキャプチャー技術を取り入れ、被害者の表情や感情を生々しく描写しています。また、リアルな効果音やセリフ、悲鳴を含むことで、視聴者が事故の重大さを強く感じられるコンテンツに仕上がっています。『ZIKOZERO』は、建設業や製造業などリスクの高い現場で働く人々にとって、自身の安全意識を高めるための重要なツールです。2023年には、厚生労働省が発表したデータによると、労災による死亡者数は774人、休業4日以上の死傷者数は132,355人と過去最多を記録する厳しい状況です。これを踏まえ、ジコゼロは「すべての事故をゼロに。」という目標を掲げ、さらなる社会貢献に努めています。
建設・製造業の安全教育の現状
日本の建設業界では、安全教育の重要性が認識されている一方で、実際に教育を実施するためのリソースが不足しています。特に中小企業では、安全教育の専門家を配置できないため、教育の質が低下することが懸念されています。また、労働人口の減少や外国人労働者の増加が進む中で、安全教育が十分に行き届かない問題も抱えています。これに伴い、労働災害が後を絶たない状況が続いています。
このような背景の中で『ZIKOZERO』は、CGを用いたリアルな労災再現動画を提供することで、教育の質を高めています。例えば、過去に発生した労働災害を2〜3分の動画で再現し、事故原因の検証を行うことで、視聴者が自分のこととして理解できるような内容となっています。実際の事故映像を用いるわけにはいかないため、CG技術を駆使することで、その課題を克服しました。
『ZIKOZERO』の特徴
『ZIKOZERO』は、厚生労働省が監修した実際の労働災害事例をベースに、認知心理学や行動科学の専門家が設計した教育コンテンツです。動画には問題形式を取り入れ、自分事として捉えやすい設計となっています。また、クラウド配信により、随時コンテンツを更新したり、多言語対応も可能としており、企業のニーズに柔軟に応じることができます。さらに、リモートでの安全教育も、「Zoom」や「Teams」を通じて行うことができ、多忙な現場でも効果的に教育を実施しやすくなっています。
今後の展望
ジコゼロは、今後も毎年10本程度の新作動画を追加していく予定です。その中には、製造業や運送業、林業など、さらなる業界への展開も視野に入れています。また、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されていることから、公共工事の入札時に加点対象となるため、企業としての信頼性を高めるポイントともなります。
ジコゼロは、安全で安心な職場環境の実現に向け、今後とも取り組みを強化し、人々の安全意識を高めるために活動を続けていきます。公式サイトでは、サービスの詳細や最新情報を随時更新していますので、ぜひご覧ください。
企業情報
株式会社ジコゼロは2021年4月に設立され、東京都豊島区に本社を置いています。代表取締役社長の古後孝洋が経営するこの企業は、様々な安全教育サービスを提供しており、社会の厳しい現実に立ち向かい、労働災害ゼロを目指す使命を持っています。公式サイト(https://www.zikozero.com)では、さらに詳しい情報を確認できます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ジコゼロ
- 住所
- 東京都豊島区池袋二丁目17番8号天翔オフィス池袋西口ANNEX406
- 電話番号
-
03-6907-2510