新たなシニア像、外へ向かうアクティブな高齢者を探る調査結果
株式会社HYPER CUBEが実施した調査によると、シニア層は「静かな余生」を望むのではなく、むしろアクティブに外出したいという強い意向を持っていることが明らかになりました。調査の対象は50代から70代のシニア層で、248人のデータから導き出された結論は、彼らの趣味や活動に関する一般的なイメージを打ち破るものでした。
調査結果の概要
まず、シニアが「一生楽しみたいこと」を尋ねたところ、「旅行・お出かけ」が71.8%とトップに立ちました。次いで「美味しいものを食べること(57.7%)」が続き、特に80代以上では旅行への関心が86.7%を占めています。これに対して、手芸や園芸といったクリエイティブな趣味は全体で19.0%という低い結果になりました。このデータは、シニア層がインドアではなく、むしろ外の世界での「体験」を重視していることを物語ります。
デジタルへの不安はごくわずか
調査で最も恐れていることは身体的な衰えであり、体力や足腰の衰えを不安に感じている人は60.5%にも上ります。一方、高齢者がデジタル機器の使い方に困っているという不安はわずか8.1%でした。つまり、多くのシニアはスマホを使えないことではなく、自分の足で外を歩けなくなることを心配しているのです。
スマートフォンの活用状況
本調査の結果、シニア層はデジタルツールを巧みに活用していることも明らかになりました。「スマートフォンでよく使うアプリ」として「LINE」が75歳以上でも45.7%の使用率を記録しています。自由回答では、旅行や推し活、語学学習を目的に生成AIツールも積極的に利用しているシニアがいることが確認され、これまでの「デジタル弱者」という先入観を覆す結果となりました。
今後のビジネスチャンス
株式会社HYPER CUBEのCEOである大林謙氏は、今回の調査結果がシニア層の「いつまでも楽しみたい」という意欲と、体力や足腰への不安のギャップを示していると述べ、このギャップを埋めることが重要であると強調しています。シニア向けのビジネスにおいては、彼らの目的である旅行や食を通じて健康維持ができるような新しい取り組みが求められます。
最後に
HYPER CUBEは「遊びが予防になる社会をつくる」というビジョンのもと、シニアが楽しみながら健康を維持できるソリューションの開発を行っています。これからのシニア向けビジネスに関心のある企業は、ぜひ彼らのデータを参考にして、新しい価値を創出していくことを期待しています。
調査結果の詳細データや、今後のビジネス展望については、HYPER CUBEの公式サイトをご覧ください。