セミナー実施レポート:優秀人材が辞めない仕組みの探求
2025年5月14日、オンラインで開催されたセミナーには、株式会社給与アップ研究所、セブンセンスマーケティング、A&Sの三社が共催。テーマは「見える組織が人を惹きつける!!優秀人材が辞めない3つの武器」で、40名以上の中小企業経営者や人事責任者が参加しました。
セミナーの目的
このセミナーは、現在多くの企業が直面している人材定着の課題を解決すべく、実践的なヒントを共に学ぶ場として設けられました。参加者からは、「自社にもすぐ取り入れたい内容だった」といった感想が寄せられ、実際の業務改善に繋がる具体的な方法が示されました。
セミナーで提示された“3つの武器”
1. 業務ログによる現場の可視化(セブンセンスマーケティング)
約60%の経営者が「業務の可視化に好意的な反応を示す」と回答しました。セミナーでは、業務が属人化しがちな現場において、業務内容をログデータとして構造化・分析する方法が紹介されました。これにより、感覚に頼らない業務改善と組織マネジメントが可能になると説明されました。
2. 納得感ある評価制度の構築(給与アップ研究所)
62.9%の経営者が、「人事評価制度が優秀人材の採用に直結している」と回答しています。ここでは、評価制度を単なる査定として捉えるのではなく、企業文化を言語化し、納得感と納得力のある制度づくりを提案。この新しいアプローチは、企業にとって強力なツールとなるでしょう。
3. 予防型ハラスメント対策設計(A&S)
6割以上の参加者が、適切なハラスメント対策が人材の好印象につながると認識しました。A&Sは、ハラスメント対策を法令順守に限らず、「安心して働ける職場」にするための設計要件として強調。この対策は、仕組み・ルール・運用の3層から成り立つことが解説されました。
参加者の声
セミナー後のアンケートでは87.5%の参加者が「満足」と回答。各企業の代表者からは、自社の制度設計に大きな視点の変化があったとの声が多く寄せられました。製造業の経営者は、「評価制度とハラスメント対策が定着戦略になるとは驚きだった」と感想を述べています。
IT企業の執行役員は、「業務ログの活用で信頼関係が築けるという視点に共感」とコメント。介護業界の人事担当者からは、心理的安全性を設計することで制度による職場環境の改善ができる可能性が期待されていると述べられました。
まとめ
優秀な人材の定着には、業務の見える化や公平で透明性のある評価制度、そしてハラスメント対策が不可欠であることが明らかになりました。これらのツールが、企業の成長を支える柱となることは間違いありません。
株式会社給与アップ研究所では、さらなる業務改善を進めたい企業様を対象とした無料相談会も実施しています。興味がある方は是非、参加を検討してみてください。詳細は公式ウェブサイトからご確認いただけます。