セキュリティ対策の今
2024-08-07 11:38:15

企業のセキュリティ対策に関する最新調査結果とその課題

企業のセキュリティ対策に関する最新調査



株式会社スリーシェイクは、セキュリティ関連業務に従事する1045名を対象に、企業のセキュリティ対策の現状と課題に関するアンケートを実施しました。この調査から、企業が直面するセキュリティの現実とその対応状況が浮き彫りになりました。

セキュリティインシデントの実態


調査結果によると、約38.1%の回答者が過去1年間にデータ漏洩やサイバー攻撃などのセキュリティインシデントを経験しています。この数字は、多くの企業が依然として深刻なセキュリティ脅威にさらされていることを示しています。特にデジタル化が進む現代において、企業はより一層の対策が求められています。

セキュリティ対策の充実度


セキュリティ対策の実施状況について、61.6%の企業が「おおむね十分だが、改善の余地がある」と回答しています。一方で、22.1%の企業は「十分ではないが対策ができていない」とし、さらに4%の企業は「全く対策できていない」と答えました。このことから、特に小規模企業や中小企業には予算や人材の不足が影響していることがうかがえます。

セキュリティ対策を講じられない理由


対策が十分に講じられない理由としては、主に「リソース不足」「コスト不足」「専門知識不足」が挙げられます。この背景には、忙しい業務環境からくる時間の不足や、限られた予算での運営が影響していることが分かりました。特に中小企業では、高額なセキュリティ対策を導入することが難しく、効率的にコストをかけられるソリューションが求められている現状があります。

今後の対策の予定


調査結果によれば、セキュリティ対策に取り組む意向があると答えた企業は多く、43.4%が「はい、しかし具体的な計画はまだない」としています。これに対し、31.1%の企業は「検討中」とし、企業の多くがセキュリティの重要性を認識するとともに、それに対する具体的な策を模索しています。

強化すべき対策


今後強化すべきセキュリティ対策としては、最も重要とされているのが「脆弱性診断の定期的な実施」でした。次いで「従業員へのセキュリティ教育」や「セキュリティ状況の可視化」が挙げられています。企業が現在直面しているサイバーセキュリティリスクに対して、積極的にリスク軽減に努める姿勢が必要です。

まとめ


この調査結果から分かるのは、多くの企業がセキュリティ対策の必要性を感じている一方で、実際の対策の実施にはさまざまな障害があるということです。今後は、これらの課題を解決するために企業の意識改革や専門家の活用が鍵となるでしょう。これらの結果を参考に、各企業がより良いセキュリティ戦略を模索し、持続可能な業務運営を確立していくことが求められます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
株式会社スリーシェイク
住所
東京都新宿区大京町22-1 グランファースト新宿御苑3/4F
電話番号
03-4500-7378

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。