富士薬品と埼玉県日高市が連携協定を締結
2024年8月7日、株式会社富士薬品(以下、富士薬品)は埼玉県日高市と「日高市民の健康づくりと安心安全に関する連携協定」を締結しました。この連携により、富士薬品は日高市の地域住民の健康促進と生活の質の向上を目指して、様々な取り組みを推進します。
連携協定の目的
今回の協定の基盤には、富士薬品の「とどけ、元気。つづけ、元気。」という企業理念があります。この理念に沿い、地域住民が健康で安全に暮らせる環境を整えることを目指します。富士薬品は配置薬の特性を生かし、地域密着型のサービスを展開する中で、日高市との協力を強化していきます。
具体的な取り組み
この協定には、以下の4つの主要な取り組みが含まれています。
1. 高齢者見守りサービス
富士薬品は配置薬の配送を通じて、高齢者の見守り活動を行い、日高市の住みやすいまちづくりに寄与するための施策を推進します。
2. 指定暑熱避難施設の開設
熱中症の警戒アラートが発令された際、日高市内の富士薬品のドラッグストア2店舗にてクーリングシェルターを設け、地域住民が安全に避難できる場所を提供します。
3. 災害時の医薬品供給
災害発生時には、市役所や市の施設に医薬品を無償で提供し、日常的には必要な防災グッズの備蓄を助けます。地域住民に対しても、災害対策に関する情報を提供し、いざという時の準備を進めます。
4. 健幸のまちづくりの推進
配置薬を契約している家庭と日高市とのハブとなり、健康に関する情報提供や健康診断の呼びかけを行い、地域全体の健康意識を高めていこうとしています。
健幸のまちを目指す日高市
日高市は、2021年に市制施行30周年を迎えた際に、「健幸のまち」を宣言しました。これに基づき住民が健康で幸せな生活を送ることを推進しています。地方自治体と企業の連携は地域住民に大きなメリットをもたらします。また、富士薬品は、新潟県南魚沼市に続き、日高市とも連携を強化して6市目となります。
富士薬品の展望
富士薬品は、地域の医療に根差したサービスを提供しており、1930年の創業以来、配置薬販売を通じて地域に貢献し続けてきました。今後はこの協定を通じ、日高市民の健康づくりに一層フォーカスし、更なる地域貢献を目指します。
富士薬品の取り組みが地域住民の安心・安全に寄与することを期待しています。