早稲田大学米式蹴球部が大学日本一を目指す
早稲田大学米式蹴球部(通称「BIG BEARS」)が、大学日本一の座を手に入れるためのクラウドファンディングプロジェクトをスタートさせました。部長の森田典正教授を中心に、GMの髙岡勝さんやHCの荒木延祥さんが指揮を執り、チームは新たな目標に向かって邁進しています。
長い歴史の中での悩ましい現状
1934年に創部された米式蹴球部は、学生フットボール界のルーツ校として名高いながら、未だに「大学日本一」となる経験がありません。2002年からは「甲子園ボウル」に出場を果たし、2000年代を通じて計7回の挑戦を行いましたが、その全てで関西の強豪校に阻まれています。特に関学大との対戦は厳しく、通算成績は0勝7敗という現実が数字に表れています。
最近の戦績でも、2022年には関東リーグで完全優勝を果たしながら甲子園ボウルで惜敗。そして2023年にはリーグ4位と結果が伴わないものの、2024年には再び2位から全日本選手権に進出。これからのシーズンに向けての挑戦は、さらなる成長を促しています。
ファンの支援がカギに
今回のクラウドファンディングでは、チーム力の向上に必要な資源を得ることが目指されます。特に大型練習器材の新調や、選手たちのフィジカル強化のために必要なプロテインやサプリメントの充実が急務です。これらの金銭的な負担が大きく、支援金が求められています。プロジェクトの支援金は、大学日本一という長年の夢を実現するための重要なステップとなります。
新たなユニフォームで応援を
2025年度からは新ユニフォームが採用される予定であり、このユニフォームを基にしたレプリカTシャツが今回のクラウドファンディングのリターン品として用意されています。ファンとの一体感を生むためにデザインされたこのTシャツで、スタンドとフィールドの一体感が促進されればと思っています。合言葉とも言える「大学日本一」を目指し、チームとファンが一つになった応援を繰り広げることが期待されています。
プロジェクトの詳細
- - プロジェクトタイトル: 早稲田大学米式蹴球部創部初の「大学日本一」へ。まだ見ぬ頂点に挑む
- - プロジェクトページURL: プロジェクトページはこちら
- - 募集期間: 2025年7月1日(火)9時~9月29日(月)23時
- - 目標金額: 500万円
- - 主なリターン品: 特製キーホルダー、新ユニフォームレプリカTシャツ、秋季リーグ戦チケット、チームイベントへの招待など
まとめ
早稲田大学米式蹴球部は、大学日本一への道を模索し続け、今、ファンの支援がその実現に向けた重要なカギとなっています。日本のアメリカンフットボール史に新たな頁を書き加えるために、彼らは力強く挑んでいくことでしょう。今後の展開に乞うご期待です。