SmartRobin AI シリーズの概要
株式会社カルディオインテリジェンスが開発し、最近特に注目を集めているAI医療機器『SmartRobin AI シリーズ』が、心電図解析の累計オーダー数が10,000件を超えました。これは2022年12月の製品リリースからわずか約2年という短期間での達成です。SmartRobinは、心房細動の早期検出に特化したプログラム医療機器で、AI技術を駆使し、膨大な長時間心電図データを迅速かつ正確に解析します。
この製品は、SaaS型という形態を取り入れ、クラウドベースで運用されるため、心電図データをアップロードするだけで、わずか3分で24時間分の解析が完了します。これにより医療従事者の負担が軽減され、診療のスピードが向上。現時点で140超の医療機関に導入されており、その成果として累計解析件数は10,000件に達しました。
導入施設での反響
SmartRobinは、心房細動のアブレーション治療を行っている大学病院や地域の循環器専門クリニックなど、多様な医療機関での導入が進んでおり、医療現場からは多くの好意的な声が寄せられています。具体的には、
- - 「人手不足でも検査件数を維持できる」
- - 「結果返却までの時間が大幅に短縮された」
- - 「検査技師の負担が軽減された」
といった意見があり、これらの改善により医療スタッフや患者にとって好影響を与えていることが伺えます。特に、心房細動の感度が100%という高水準の精度を誇り、病気を見逃すリスクの低さが論文でも報告されています。このように、心房細動の早期発見が重要視される脳卒中科などの医療機関へのさらなる導入も期待されています。
代表者のコメント
株式会社カルディオインテリジェンスの代表取締役CEO、田村雄一氏は、次のように述べています。「AI医療機器の社会実装を進めるために最も重要なのは、医療現場で使い続けられることです。これまでプロダクトテーマとして掲げてきた『本当に現場で役立つAI医療機器』という視点を基に、SmartRobinを医療機関と共に進化させてきました。今回の10,000件突破は、オーダー件数の増加以上に患者様の早期発見に貢献できたことに喜びを感じています。これもひとえに、協力してくれた医療機関の皆様の信頼の賜物です。」
会社概要
株式会社カルディオインテリジェンスは、医療分野におけるAI技術を活用した製品開発に特化した企業で、心血管疾患の診断と治療支援に注力しています。在宅での医療の質を向上させるために、心血管疾患の早期発見や治療を実現するための革新的なAI医療機器の開発に取り組んでいます。
- - 会社名: 株式会社カルディオインテリジェンス
- - 所在地: 東京都港区東麻布1-25-5 VORT麻布イースト 2階
- - 代表者: 代表取締役 CEO 田村 雄一
- - 設立: 2019年10月
- - 会社HP: https://www.cardio-i.com/
連絡先
本件に関するお問い合わせは、株式会社カルディオインテリジェンスの担当者、山根までご連絡ください。
E-MAIL:
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