カンパチブランド名公募
2020-05-22 13:20:05

高知県が挑む!行き場を失ったカンパチに名前を贈る奇妙なブランド名公募企画が始動

高知県のカンパチを救うための新たな取り組み



新型コロナウイルスの影響で高知県のカンパチが大きな困難に直面しています。実は、全国で第3位の漁獲量を誇る高知県では、2020年のある日、なんと20万匹ものカンパチが行き場を失ったのです。この見出しに驚かされるかもしれませんが、実際に高知県の漁業界は苦境に立たされていました。焼肉や寿司を楽しむための食材として人気の高カンパチが、全て出荷できなければ、釣り上げた漁師たちは大きな損害を被るのです。約13億円の損害が見込まれている中、高知県の漁師たちは一丸となって、この窮地を乗り越えようとしています。

ブランド名公募で消費者の意見を反映



この状況を打開すべく、高知県が新たに立ち上げたのが「20万匹の名無しのかんぱちに名前をつけてください」と題したブランド名公募企画です。一般消費者にも参画を呼びかけ、自らの愛着をもって名付けられたカンパチたちが物語になることを願っています。この取り組みは、Twitterを通じて行われ、指定のハッシュタグ「#20万匹の名無しのかんぱちに名前を」を付けて投稿してもらえれば、誰でもブランド名を提案できます。

参加方法と特典



投稿されるブランド名案の中から、最優秀賞と優秀賞が決定され、最優秀賞にはカンパチ1匹が、優秀賞にはカンパチの半身が贈られます。キャンペーンは令和2年5月21日から6月12日まで行われ、参加にはTwitterアカウントが必要です。さらに、同じ名前を提案した方が多数いる場合は抽選となりますので、多くの方の参加が期待されます。参加することで、カンパチたちを救うきっかけとなるかもしれません。

直接販売による支援



また、かんぱちの新たな販路開拓の一環として、高知県須崎市の「高知かわうそ市場」において、カンパチが直接販売されることになりました。この通販サイトでは、新型コロナウイルスの影響で売上減少に苦しむ事業者の製品が集結しています。消費者の皆さんは、ここで直接応援することができ、売上が事業者に還元される仕組みになっています。特設サイトでは、地元の特産品も豊富に取り揃えられており、高知の魅力を再発見することができるでしょう。

高知かわうそ市場の魅力



高知かわうそ市場は、地域の特産品を産地直送で楽しめるネットショップであり、ゆるキャラグランプリ2016でグランプリを獲得した「しんじょう君」が店長を務めています。新型コロナウイルスの影響を受けた他の事業者との連携を通じて、地域経済の活性化にも貢献しています。高知県須崎市の魅力を発信するために、地元の生産者を応援するこの取り組みは、私たちができる地域貢献のひとつと言えるでしょう。

地域を越えた応援の意義



この企画は、高知県のカンパチだけでなく、地域全体の困難を共に乗り越えるための象徴的な存在ともなっています。大切なのは、カンパチに愛を持って名付けること。そして、その愛が肉となって、高知県の地元経済を支える原動力となるでしょう。さあ、あなたのアイデアがカンパチを救うかもしれません。ぜひ、ご参加ください!

会社情報

会社名
株式会社パンクチュアル
住所
須崎市緑町1-12
電話番号

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