配偶者に仮想通貨を内緒にする既婚投資家の実態とリスク
最近の調査では、既婚の投資家の中で仮想通貨を配偶者に隠している人が32.2%に達していることが明らかになりました。この調査を実施したのは株式会社Claboで、対象となったのは暗号資産を保有または保有経験のある566名の既婚者です。
調査結果の概要
1.
内緒にしている資産の種類
調査結果によれば、配偶者に伏せられている投資資産の中で最も多かったのは株式(46.8%)、次いで投資信託(35.5%)、仮想通貨が32.2%と続いています。これにより、約8割の既婚投資家が何らかの投資を配偶者に隠している実態が見えてきました。
2.
内緒の評価額
仮想通貨を内緒にしている回答者に評価額を尋ねたところ、100万円以上の評価を持つ人は43.3%に達しました。特に投資総資産が1億円以上の層では、多くの人が内緒で1000万円以上の仮想通貨を保有していることが示されています。
3.
秘密にする理由
なぜ彼らは配偶者に対して投資状況を隠すのでしょうか。一番多かった理由は「自分の判断で自由に使いたいから」で、45.4%の人がこのように回答しています。また、「損失を責められたくないから」という理由も22.5%、ギャンブルのように扱われるからという理由も18.0%と続きます。
4.
気づかれている割合
内緒にしている投資について39.5%の人が「配偶者が気づいている」と感じていることも注目されます。そのうち、25.8%は過去にバレた経験があると答えています。
5.
万一の際のリスク
最も驚くべきは、71.9%の人が「万一のことがあった場合、家族は仮想通貨にアクセスできない」と答えている点です。これは、家族が暗号資産を受け継げないという深刻なリスクを伴うことを示しています。
6.
相続・終活対策の状況
調査によれば、相続や終活対策を実施している人はわずか14.3%にとどまっており、多くの人がいつでもアクセスできる状態にはないことが浮き彫りになりました。43%の人が「家族はアクセスできる」と回答した一方で、未着手の人は61%が「家族はアクセスできない」と感じている状況です。
まとめ
この調査の結果、既婚投資家の間で仮想通貨を内緒にする傾向が強まっていることが示されました。投資を隠す理由やリスクを理解した上で、家族とのコミュニケーションと資産の整理が必要不可欠であることが再認識されます。今後は、終活や相続についての意識向上と、それに対する具体的な対策が求められそうです。