外国人材の力で地域インフラを支える土志田建設の新たな挑戦
少子高齢化が進む日本において、地域社会のインフラ整備はますます重要です。そんな中、土志田建設株式会社(神奈川県横浜市)は、外国人材の力を借りてこの課題に立ち向かっています。1952年に創立されたこの会社は、公共事業を中心に地域密着で活動し、地元住民の生活を支える役割を担っています。
外国人材活用の背景
土志田建設は、日々の施工管理業務を行う中で、多くの課題に直面しています。特に、建設業界は少子高齢化の影響を受け、人材不足が深刻化しています。これに対処するため、同社は2022年から外国人材の採用を開始しました。
具体的には、以下のような人材を受け入れています。
- - 採用職種:施工管理(土木・建築)
- - 採用人数:ベトナム人1名(2022年入社)、ミャンマー人2名(2023年・2024年入社)
- - 今後の計画:2025年以降も新たに外国人材の採用を予定
このように計画的な外国人材の採用を通じ、業界の持続可能性を高めていく試みが進められています。
インタビュー動画の見どころ
土志田建設は、この取り組みをもっと多くの人に知ってもらうために、企業と外国人社員双方の声を収めたインタビュー動画を公開しました。この動画では、採用の背景や職場環境の変化について多角的に知ることができます。
企業側の視点
- - 採用担当者や現場責任者が、外国人材採用のきっかけや実際に雇用した後の印象を語ります。
- - 職場内に生まれた多様性の変化や、チームワークの向上についても触れています。
外国人社員側の視点
- - 外国人社員は、日本での就労希望の理由や現在の仕事に対する思いを述べています。
- - 将来の目標についても語ることで、彼らの挑戦と成長を感じることができます。
動画はこちらから
One Terraceと「チョクトリ」サービス
外国人材を紹介する株式会社One Terrace(東京都港区)は、その中で「チョクトリ」という外国人材紹介サービスを運営しています。このサービスは、アジア各国から日本の企業に理系分野の若手技術者を紹介し、彼らが安心して働けるようサポートしています。
「チョクトリ」は以下のような支援を展開しています:
1.
求人票作成:日本企業と海外人材のニーズをマッチングします。
2.
候補者集客と面接会の実施:アジア各国で候補者を募り、選抜します。
3.
日本語教育:必要な言語スキルの習得を支援。
4.
ビザ取得・定着支援:入国から就労開始後まで、包括的にフォローアップします。
このような体制を整えることで、外国人材が日本で安心して生活できる環境づくりを目指しています。
土志田建設の今後
今回の土志田建設の取り組みは、少子高齢化が進む中での建設業界の持続可能性を一定程度保証する重要なステップであると言えます。日本の地域社会において、専門スキルを持つ外国人社員がインフラ整備に貢献し、地域経済を支える基盤へと成長することが期待されています。
今後もOne Terraceは、外国人材が地域に根を張れる環境を整備し、企業と地域社会が共に成長していくためのサポートを続けていきます。
土志田建設株式会社について
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