教員不足対策の新しい取り組み
日本の教育現場では、教員不足が深刻な問題となっています。この問題を解決するために、国立大学法人東京学芸大学が神戸親和大学や認定NPO法人Teach for Japanとともに、リカレントプログラムを実施することが発表されました。このプログラムは、教育支援に貢献したいと考える社会人を対象としたもので、教員免許の有無にかかわらず参加できる点が特徴です。
プログラムの特徴
このリカレントプログラムでは、教員に必要な専門的な資質や能力を総合的に育成します。多様な背景を持つ受講生が集まり、教育分野について共に学び合うことができる講義や、小学校での実習など、実践的な経験を通じてスキルを磨くことができます。
また、プログラムを修了すると、神戸親和大学の通信教育部への入学金の補助が受けられ、教員免許(幼稚園・小学校)の取得に必要な単位に一部の科目を読み替えて活用することが可能です。臨時免許や特別免許の交付も行われ、新たなキャリアを築くためのチャンスとなるでしょう。
募集コースの詳細
プログラムの概要は次の通りです:
- - 総授業時間数: 120時間(実習を含む)
- - 実施期間: 2025年9月中旬 ~2026年1月(4.5ヵ月)
- - 募集人数: Ⅰ.学校現場に関わろうコース50名程度
Ⅱ.東京限定・春から先生になろうコース10名程度
- - 受講料: 5万円(実習参加にかかる交通費や通信費等は自己負担)
申込受付期間
申し込みは2025年7月14日(月)9:00から8月25日(月)23:59までの期間に受け付けられます。ただし、定員が埋まり次第、受付を終了となる可能性がありますので、注意が必要です。
申込方法や詳細
プログラムの詳細や申込方法については、
東京学芸大学の公式ウェブサイトをご覧ください。必要な情報がまとめられており、参加を検討されている方には有用な資料となっています。
教育への就職を考える社会人にとって、質の高いリカレントプログラムは新たなマーケットを開く可能性を秘めています。興味がある方はぜひ応募を検討してみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ先
東京学芸大学教育インキュベーション推進機構
E-mail:
[email protected]
私たちは未来の教育を支える人材を必要としています。この機会を活かして、教育現場での新しいキャリアを切り拓いてみませんか?