水産資源を守るためのレシピコンテスト
一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会が主催する「FOOD MADE GOOD 未来のレシピコンテスト2024」が、2024年9月1日から30日までの期間で開催されます。これは、サステナブル・シーフードをテーマにし、次世代の料理人たちに水産資源の持続可能性に基づいた創造的なレシピを提案してもらうための素晴らしい機会です。
コンテストの背景
このコンテストは、今年で第4回目を迎え、特に水産資源の保護に力を入れています。現代の環境問題の一環として、持続可能な食材の利用が重要視されている中で、参加者は自らの創造力を発揮し、革新的なアプローチで未来の料理を形にしてほしいと願っています。
参加条件と応募方法
応募対象者
- - 30歳以下の調理師や製菓衛生師養成施設に通う学生(高等学校、短大、大学、専門学校等)
- - 飲食業や料理研究に従事するシェフや料理研究家
応募条件
応募者は、自分が考えるサステナブル・シーフードを使用したレシピを提出する必要があります。具体的には、海藻、貝、甲殻類など、さまざまな水産物の利用が奨励されています。
応募方法
公式特設サイト(
FOOD MADE GOOD 未来のレシピコンテスト2024)からエントリーしてください。期間中に提出されたレシピの中から、最も優れた作品が評価されます。
フォローアップイベント
コンテストに向けた特別なサステナブル・シーフードセミナーが開催されます。全5回の講座が予定されており、トップシェフと生産者による講義を学校とオンラインで提供します。特に、9月9日には大阪府で、能登半島の復興をテーマにした講義が行われる予定です。
アワードと表彰式
ファイナリストは2024年10月16日に世界食料デーを記念したイベントで発表され、最優秀賞は11月18日、ザ・キャピトルホテル 東急で行われる「FOOD MADE GOOD Japan Awards 2024」で発表・表彰されます。最優秀賞の受賞者には、愛媛県松野町での「森の国サステナブルな食旅」2泊3日の旅行が副賞として贈られます。
サステイナブルな未来を考える
このコンテストを通じて、シェフとしての成長や消費者に向けたサステナブルな意識の啓蒙を図ることが目的です。参加することで、ただ食を楽しむだけでなく、地球環境への責任も感じることができる一歩になるでしょう。
ぜひ、多くの方がこの機会に参加し、水産資源の持続可能性について考えるきっかけになればと思います。