フードロスを美味しさに変える！新ブランド《UP!FEAST》始動

株式会社デクノバースが展開するD2Cブランド「THE ROAST BEEF」が、設立5周年を迎え、新たなプロジェクト《UP!FEAST（アップ！フィースト）》を始動しました。このプロジェクトは、毎年約5トンのフードロスが発生する現状に立ち向かうもので、余剰食材を美味しいおつまみ商品としてアップサイクルすることを目指しています。

フードロスをテーマにしたプロジェクト

THE ROAST BEEFは、コロナ禍に誕生した、家庭で手軽に楽しめる本格ローストビーフのブランドです。これまでに15,000個以上のローストビーフが販売されており、さらなる成長を遂げようとしています。しかし、製造過程で生まれる「形が不揃い」や「規格外」として扱われた約5トンのローストビーフが廃棄されている現実がありました。

これに対し、消費者からは「もっと手軽に食べられる商品が欲しい」との要望も寄せられていました。そこで、このニーズに応える形で立ち上げられたのが《UP!FEAST》です。このプロジェクトでは、フードロスを「おいしい」という形で解消し、新たな価値を提供することをコンセプトとしています。

《UP!FEAST》の魅力

《UP!FEAST》では、開発チームと提携した企業が一丸となり、食材の端材を無駄にしないことと、贈りたくなるような美味しさを両立させた商品作りに挑戦します。これからはギフト商品やパーティーフードなど、様々なアップサイクル商品が続々と登場する予定です。

第1弾商品「旨みビーフ」

プロジェクトの第一弾として発売される「旨みビーフ」は、北海道産の上質な牛肉を使用し、驚くほど“やわらかい”カルパスです。一般的なカルパスのようなハードな食感ではなく、しっとりとした食べやすさが特徴で、噛むほどに旨味が広がります。

この商品は、北海道の老舗メーカー「苫小牧ハム」との共同開発で作られ、スモーク時間や温度、挽き方などを細かく検証し、数十回の試作を経て完成しました。

【ラインナップ】

- UMAMI BEEF 匠（たくみ）
- UMAMI BEEF 豊薫（ほうくん）

どちらの味も「濃厚なのに重くない」設計で、お酒との相性も抜群です。自分へのご褒美としても、ギフトにも最適な商品となっています。

クラウドファンディングでの展開

本プロジェクトの資金調達のため、クラウドファンディングが実施されています。先行販売として旨みビーフのセット販売や、試食交流会、記念イベントなど、多彩なリターンが用意されています。

これからの展開として、THE ROAST BEEFは《UP!FEAST》を通じ、持続可能な美味しさの追求を続けていく考えです。「美味しさ」が「幸せ」になる瞬間を目指して、皆さまと一緒に新しい食の価値を見出すことができればと考えています。