福井県とナイス株式会社が県産材利用の協定を締結
2023年7月22日、ナイス株式会社(本社:横浜市鶴見区)は福井県と「ふくい県産材の利用推進に関する協定」を締結したことを発表しました。この協定は、「都市(まち)の木造化推進法」第15条に基づくもので、地域の木材利用を促進する内容です。
協定締結の背景
福井県は、森林資源の循環利用や地域産業の活性化を目指し、県産材の利用を推進しています。現在、県内の人工林には伐期を過ぎた大径木が多く、これらは従来の住宅用部材としての加工が難しいという課題が存在します。一方、ナイス株式会社では、オリジナルの木質素材「Gywood®」を開発し、大径木に新たな価値を付加する取り組みを進めてきました。
この協定の締結により、両者はそれぞれの持つ資源や技術を活用し、県産材の需要を拡大し、建築や産業用資材など新たな分野での利用を促進することを目的としています。
協定の主な内容
この協定に基づき、以下の主な取組内容が定められました。
1.
ふくい県産材の普及啓発 県民や企業に対する県産材の利用促進活動を行います。
2.
需要拡大とPR活動 福井県内外における県産材の需要を拡大し、その魅力を広めるためのプロモーション活動を行います。
3.
新たな分野への利用推進 公共・住宅・非住宅分野や産業用資材などさまざまな新たな分野での県産材利用を進めます。
4.
他産業との連携 他業種と連携し、県産材を活用した製品開発に取り組みます。
持続可能な社会への貢献
ナイス株式会社の津戸裕徳社長は、「この協定を通じて福井県産材の持つ可能性を最大限に引き出し、持続可能な脱炭素社会の実現を目指します」と語ります。地域の木材産業の活性化や、福井県の地元産業の成長に寄与することは、直ちに地域の振興に繋がります。
未来への挑戦
ナイス株式会社は、今後も福井県と連携し、地域の持つ資源を最大限に活用することで新たな価値を創造していく方針です。大径木を効果的に利用することで、地域の経済活性化や環境保護にも寄与するという、持続可能な未来への挑戦が続いていくことでしょう。
この協定の締結は、福井県の林業や木材産業だけでなく、地域全体の発展に大きな影響を与えると期待されています。今後の取組みに注目が集まります。