インバウンド専用通話サービス「TOLFA」とは
2020年7月に新しい無料通話サービス「TOLFA」が、インバウンド向けコールセンターに提供されることが発表されました。このサービスは、従来の着信課金電話(0120などの番号)を利用する代わりに、電話回線を介さずにコールセンターのPBX(構内交換機)と直接接続を行うことで、通話料金を発生させず、通話できるというものです。
高音質かつ安全な通話
「TOLFA」が実現する通話は、従来の電話回線よりも高品質な音声で、コーデック(符号化技術)によって処理されています。そのため、通話中の音質がクリアで、ストレスなく会話が可能です。また、すべての通話は暗号化されているため、盗聴やデータ漏洩のリスクを大幅に回避できるという大きな利点もあります。
手軽に利用できるWebインターフェイス
「TOLFA」では、コールセンターごとに専用のWebインターフェイスが提供されます。ユーザーはブラウザを通じてこのインターフェイスにアクセスし、特別なアプリケーションをインストールすることなく、簡単なボタン操作でコールセンターとの会話を開始できます。このように、手間が省ける使いやすさを追求した点は、ユーザーにとって大いにプラスとなっています。
経費の大幅な削減
「TOLFA」を導入することで、通話数や通話時間に制限がなく、同時接続数による月額課金制が適用されるため、通話時間が長くなるほどコスト削減の効果が大きくなります。具体的には、従来の着信課金電話と比べて、経費を約1/5にまで抑えることも可能です。これにより、多くの企業が経営資源を他の重要な領域へと集中させられるでしょう。
導入コスト不要
「TOLFA」を利用することで既存のPBXやCTI(コンピュータ電話統合)、CRM(顧客管理システム)などといった既存設備はそのまま利用できます。したがって、新たに設備投資をする必要がなく、既存の業務フローをそのまま継続します。これにより、新しい設備の導入にかかるコストや時間を大幅に削減できます。
まとめ
新たに提供される「TOLFA」サービスは、インバウンドコールセンター向けの革新的なソリューションです。高音質で安全な通話を提供しつつ、経費の大幅削減を実現できるため、多くの企業にとって魅力的な選択肢となることでしょう。今後のビジネス展開を考える上で、ぜひ注目しておきたいサービスです。詳細は
こちらの公式サイトにてご確認ください。