コクヨ、キャンパスブランドを刷新し「まなびかた」を提案する新文具を発表

新しい「Campus」ブランドの誕生

コクヨ株式会社は、今年で発売50周年を迎えるキャンパスノートを、2025年から「まなびかたブランド」へとリブランドします。これに伴い、文具と学習メソッドを融合させた新しいアイディア「まなびレシピ」に基づいた商品ラインアップを展開します。

キャンパスノートは、これまでの累計販売冊数が37億冊を超える人気商品ですが、これからは単に「ノート」としてだけでなく、学生の学びをサポートする重要なツールとしての役割を強化します。2025年9月5日から12種類56品番の商品を販売予定で、学生が自分に合った「まなびかた」を見つける手伝いを行います。

「まなびレシピ」とは？

新たに提案される「まなびレシピ」は、学習方法と文具商品を組み合わせたもので、次のようなテーマが含まれています。

1. すぐ書く見返す「メモ勉」

近年の教育現場では、板書が減少傾向にあり、教科書やプリントに直接メモを取るスタイルが増えています。しかし、書き込みスペースが不足してしまったり、メモを別の紙に取ることで紛失してしまうという課題が浮き彫りになっています。そこで、「メモ勉」では、教科書やプリントにふせんを活用して、補足情報を簡単に管理できる学習方法を提案しています。例えば、ペンのように持ち運べる「ブッククリップ」や、ノートのスキマに書き足すことができる「ロールふせん」がその一例です。

2. スキマ時間に「ちょこ勉」

忙しい学生生活の中で、96%の学生が「スキマ時間を有効活用したい」と感じています。この「ちょこ勉」では、計画・要点・暗記をミニサイズのバインダーに収納する方法を提案。コンパクトサイズの「ルーズリーフ」や「ミニバインダー」を使用し、手軽に学習が行える環境を整えることができます。

3. バインダーにひとまとめ「とじ勉」

プリント授業が多い中、従来のパンチは大きく、持ち運びにも不便です。「とじ勉」では、特に薄型で軽量なパンチを開発し、教室でのプリント整理を手軽に行えるようにしました。これにより、プリントを家庭に持ち帰る際の手間も軽減されます。

4. ごきげん勉強計画「モチ勉」

学生の約8割が勉強へのモチベーションが不足していると感じている現状の中、ツールを使って計画を立てることが重要です。「モチ勉」では、目標設定や進捗を可視化することで、やる気を引き出す手助けをします。ユーザーに満足感を与えるスタディプランナーも登場します。

5. ストレス軽減「ベース文具」

「消しゴムが折れた」「使いたいペンが見つからない」といった小さな困りごとを解消するため、この文具群が開発されました。コクヨ独自の消しゴムや仕分け可能なペンケースなど、使いやすさと機能性に優れたアイテムが揃っています。

まとめ

コクヨの新しいCampusブランドは、学生の多様な学びのスタイルに応えるために文具と学習メソッドを融合した商品を提供します。新しい商品は2025年9月からの発売を予定しており、学生一人ひとりが自分に合った「まなびかた」を見つけられることを目指しています。興味のある方は、ぜひ公式サイトで詳細をチェックしてください。公式サイト