アイラップ受賞の秘訣
2025-10-16 11:01:58

アイラップが「2025年度グッドデザイン賞」を受賞!卓越したデザインの秘密とは

アイラップが2025年度グッドデザイン賞を受賞



岩谷マテリアル株式会社が製造する耐熱ポリ袋「アイラップ」が、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2025年度グッドデザイン賞」を受賞しました。このポリ袋は、家庭用食品保存において長年支持されてきたアイテムであり、そのデザインと機能性が高く評価されています。

アイラップの歴史と特徴



アイラップは1976年に登場し、当時の日本ではまだ一般的でなかった家庭用ポリ袋を一新しました。冷凍冷蔵保存や湯せん、電子レンジ加熱に対応する耐熱ポリ袋として、家庭での食品保存や加熱を手軽に行える商品です。耐熱温度は120℃、耐冷温度は-30℃と、非常に幅広い温度条件に対応しています。また、独特の三角形パッケージは袋のコシを適度に保ち、連続使用時の出し詰まりを防ぐために設計されています。

画期的なパッケージデザイン



アイラップの三角形パッケージは、家庭でポリ袋を扱う習慣がまだ普及していない時期に、まさに革新的な設計でした。1枚ずつ取り出せる箱入り形式は、当時としては非常に便利であり、以降もその形状は変わることなく保持されています。ユーザーの使いやすさを最優先に考えたデザインであるため、コストがかかるにも関わらず支持を受け続けています。これは、良い製品はコストに対する妥協を許さないという姿勢を表しています。

防災における重要性



アイラップは、災害時においてもその真価を発揮します。耐熱性の高さから、ポリ袋を使用した炊飯が可能であり、洗い物を減らすことで水の節約にも繋がります。日本赤十字社や自衛隊、自治体などでも訓練や非常時に使用されており、令和6年の能登半島地震ではアイラップを使った炊飯法が注目を浴びました。これにより、日常的な食品保存だけでなく、非常時にも役立つ「必要なポリ袋」という認識が広がっています。

生活必需品としてのアイラップ



最近では、SNSを通じてアイラップが再評価され、多様な使い方や調理法が広がっています。ユーザーからは「ポリ袋=アイラップ」と認識されるほど、生活に欠かせないアイテムとなっています。多くのメディアにも取り上げられ、日常と非常時の両方で使えるフレキシブルな商品として、その存在感を示しています。

新たな挑戦と今後の展望



岩谷マテリアルは、アイラップを「便利なポリ袋」から「必要なポリ袋」へと進化させるべく、さらなる商品開発に取り組んでいます。「世の中に必要なものこそ栄える」という理念のもと、今後も大切な生活用品を生み出し続けるでしょう。

審査員のコメント



グッドデザイン賞の審査員からも、「アイラップは半世紀にわたり家庭用ポリ袋の定番として親しまれてきた」と評価されています。独自の三角形パッケージが取り出しやすさを実現しており、製造効率よりも消費者の使いやすさを重視した設計が伺えます。冷凍・冷蔵保存から湯せん、電子レンジ加熱、防災用途まで幅広く活用でき、地域によっては「ポリ袋=アイラップ」とまで言われる存在感は、まさに他に類を見ない価値を感じさせます。

「アイラップ」はこれからも、日常と非常時の生活に寄り添い、私たちの暮らしを豊かにする活動を続けています。これからの展開にも目が離せません。


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会社情報

会社名
岩谷マテリアル株式会社
住所
東京都中央区新川1-4-1住友不動産六甲ビル 4F
電話番号
03-3555-3211

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