クラウド時代に最適化された新たなネットワークサービスが登場
パックネットが実現する新しいNetwork-as-a-Service
2013年11月5日、パックネットは新たなサービス「Pacnet Enabled Network(PEN)」のベータ版を発表しました。このサービスは、アジア太平洋地域で初めての試みとして、企業や通信事業者に最適なNetwork-as-a-Service(NaaS)を提供します。SDN(Software-Defined Network)技術を基盤にしたこのプラットフォームは、顧客が帯域幅を柔軟に設定できることを特徴としています。
PENの革新性
PENは、顧客のビジネスニーズに沿った帯域幅の動的な調整が可能です。特に、顧客は数分という短時間で帯域幅を拡張でき、従来の手続きに縛られることがありません。これにより、迅速なビジネスの展開が可能となります。また、PENを通して提供されるサービスは、パックネットが所有するデータセンターと通信インフラを活用し、広範な地域をカバーするため、企業は高パフォーマンスなネットワーク環境を手に入れることができます。
クラウド時代に求められるネットワーク
現代のビジネスでは、クラウドコンピューティングが急速に進展しており、それに伴ってデータの量とトラフィックが急増しています。この背景から、従来の階層型ネットワークでは対応が難しい状況が顕在化しています。PENはその解決策として、クラウド時代の要求に応えることが可能です。企業はPENを利用することで、これまでになかった柔軟性とスピード感を持ってネットワークを構築できるようになります。
PENの特徴
1. グローバルインフラの活用: PENは、アジア太平洋地域の10ヶ所にあるデータセンターを基にした、エンタープライズクラスのネットワークを構築しています。これは、国際専用線を利用し、ポイント・ツー・ポイントの接続を実現しているためです。
2. 自動化されたプロビジョニング機能: PENを使用すれば、手動のプロセスを経ずにWebベースのポータルで簡単に帯域幅を調整できます。これにより、顧客は必要なサービス品質に合わせたカスタマイズが可能になります。
3. 柔軟な料金体系: 使用量やサービス品質に応じた従量制の料金モデルを導入しており、コスト管理を簡素化します。
4. ハイブリッドクラウドゲートウェイ: OpenFlowを組み込んだこのサービスは、エンタープライズクラスのデータセンターを外部のクラウドサービスとシームレスに接続します。
パックネットの使命
パックネットは、アジア太平洋地域での強固な通信インフラの提供者として、企業のニーズを先取りし、次世代のサービスへと進化を続けています。PENの完全版は2014年第1四半期にリリースされる予定で、その特徴は従来のマネージドサービスとの相乗効果をもたらすと期待されています。これにより、さらなる企業のデジタル化が促進されるでしょう。
今後、PENが企業にとっての「新しいネットワーキング体験」を提供することでしょう。クラウドとネットワークのギャップを埋めるこの革新的なサービスは、パックネットが提供する次世代のクラウドサービスを象徴します。 そして、アジア太平洋地域の金融センターやビジネスエリアを支えるための重要な要素となることが期待されます。
会社情報
- 会社名
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テルストラ・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都港区愛宕2-5-1愛宕グリーンヒルズMORIタワー24F
- 電話番号
-
03-5549-8564