ナイジェリアのヤバ工科大学が岡山大学を訪問し交流を深める

2025年2月10日、ナイジェリアのヤバ工科大学（YABATECH）からの訪問団が、岡山大学を訪れました。この訪問団には、ヤバ工科大学のFunso Isolaowa評議会議長をはじめ、Abdul Ibraheem Adedotun学長などが含まれており、岡山大学の那須保友学長を表敬訪問しました。

今回の訪問は、Abdul学長が2008年から2011年の間に岡山大学大学院自然科学研究科の博士後期課程に在籍したことを契機としています。彼は、今や岡山大学国際同窓会の一員でもあり、ずっと岡山大学との関係を大切にしています。

訪問中、那須学長は学んだ留学生が国際的に活躍していることを語り、岡山大学の教育の質を強調しました。一方で、Funso議長はヤバ工科大学の紹介と、両大学間の将来的な協力についての提案を行いました。那須学長は、これに対し、今後の関係強化に向けて積極的に検討していく意思を示しました。

同日、訪問団は岡山大学工学部も訪れ、難波徳郎工学部長および岡安光博副工学部長と意見交換を行いました。両大学の交流を深めるための具体的なプランについても話し合われ、今後の連携を期待する声が上がっていました。

岡山大学はこの訪問を契機に、国際的な交流がさらに活発になることを目指しています。また、地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たしつつ、研究や教育の面でもさらなる発展を図っていくでしょう。今後の展開にぜひご期待ください。地域と世界をつなぐ架け橋として、岡山大学が果たす役割はますます重要となります。