新たな連携で進化する入退室管理システム
株式会社Kort Valuta(本社:東京都渋谷区、代表取締役 柴田秀樹)は、株式会社Photosynth(本社:東京都港区、代表取締役社長 河瀬航大)が開発した「Akerun入退室管理システム」と自社の「TwooCa Wallet」、および「TwooCa Ring」の連携を発表しました。これは、ユーザーにとって入退室の管理をよりシームレスにするための重要な一歩です。
連携の内容
今回の連携により、「TwooCa Wallet」で提供されるプリペイドカードと、「TwooCa Ring」は、Akerunのスマートロックシステムを施解錠するスマートキーとして活用できるようになります。この仕組みにより、TwooCaのユーザーはAkerunシステムの導入にあたり、より便利な入退室管理を実現できます。特に、TwooCa Ringを使用することで、従来のICカードによる施解錠とは異なる新しい体験を提供できる点が特徴です。
2024年8月には、この連携によるサービスが実際に開始される予定です。導入や詳細については、Kort Valutaの公式ウェブサイトから問い合わせが可能です。
実際の導入事例
実際にKort Valutaでは、すでに「Akerun×TwooCa Wallet/TwooCa Ring」のユースケースが実装されており、TwooCa Ringを用いることでAkerunシステムの施解錠が行われています。このシームレスな連携は、企業や団体にとって大きな利点となるでしょう。
今後の展開
今後、PhotosynthとKort Valutaはさらなる協力を行い、相互に利用者を増やすことを目指します。特にAkerunが数多くの企業に導入されていることから、両社のサービスは相補的な関係にあり、相乗効果が期待されています。共同でのサービス提供により、次世代のセキュリティ技術の普及に貢献することを目指すとしています。
Akerunとは
Akerunは、クラウド化された鍵管理システムであり、IoT技術を活用して利便性とセキュリティを高めています。法人向けの「Akerun入退室管理システム」は、スマートフォンやICカードを使用した施錠・解錠が可能で、遠隔操作や履歴管理ができるなど、多機能なサービスを提供しています。これにより、ユーザーは柔軟かつ効率的な入退室管理を実現し、自社のデジタルトランスフォーメーションを効果的に推進できます。
Kort Valutaについて
一方、Kort Valutaは、各種カードの発行やスマートリングの開発・販売を行っており、顧客のニーズに応じたサービスを展開しています。この協業により、両社の技術が融合し、ユーザーにとっての利便性が大きく向上することが期待されます。さらに、これからのフィンテック領域においても、両社の連携が注目されることでしょう。
結論
今回の連携は、現代の入退室管理システムの進化を象徴するものとなります。利用者にとっての利便性を追求することで、セキュリティを強化し、新たな体験を提供することができるでしょう。今後の両社の展開にも目が離せません。