AWS監視ツール『srest』に新機能!
2024年8月22日、メタップスホールディングスが提供するAWS横断監視ツール『srest』(スレスト)が新たに「タスク管理機能」を導入します。この機能は、異常が発生した際の迅速かつ効率的な対応を実現し、障害を未然に防ぐために設計されています。
タスク管理機能の詳細
この新しい機能では、発生したイベントログに対し、担当者、期限、ステータスなどの情報を追加することができます。タスクは一覧形式で表示されるため、リアルタイムで対応状況を把握でき、異常を検知した場合も迅速に行動を起こすことが可能です。
機能追加の背景
近年、システム監視業務ではAWSなどのインフラ基盤からのイベントログの管理が急務とされています。ログが多様なサービスから発生するため、一貫したタスク管理が難しく、個別に対応状況を確認する手間が課題となっていました。こうした状況から、多くの「srest」利用企業からタスク管理機能の追加が求められてきました。
そうしたニーズに応える形で、イベントログに基づくタスク作成が可能になり、効率的な運用が期待されています。
タスク管理機能の利点
- - イベントログからのタスク作成: タスクをログベースで作成することができ、詳細情報の追加も容易です。その他のタスク管理ツールを頼る必要がなくなり、対応時間の短縮が図れます。
- - タスクの一覧表示: AWSやDatadogなど異なるサービスのタスクを一括して把握することが可能です。進捗状況を一目で確認でき、個別に連絡する手間を省くことができます。
この機能によって、システムの「監視」から「管理」への進化が実現。また、今後は外部ツールとの連携も視野に入れているとのことです。
今後の展望
「srest」は2024年2月から無償で提供されており、クラウドインフラ領域でのエンジニア不足を解消し、安定的なシステム運用をサポートしています。新機能の追加により、さらに多くのユーザーにとって利便性が向上し、異常の早期発見と対応がかなり効率化されるでしょう。
また、同社は今後もクラウドとAIを基にした新たなサービスを開発し、テクノロジーを通じてお金と経済のあり方を変えることを目指しています。これからも目が離せませんね。
会社概要
メタップスホールディングスは、東京都渋谷区に本社を置く得意分野はクラウドインフラの効率化。2023年に経営陣による買収が行われ、これを機に新たなサービスの開発に邁進しています。
- - 代表者: 山﨑祐一郎
- - 設立: 2023年1月26日
- - 資本金: 100百万円(2024年6月末時点)
- - コーポレートサイト: メタップスホールディングス
AWS監視ツール『srest』の新機能の導入により、企業のシステム運用がさらに進化することに期待しています。今後の展開にもご注目ください!