新型無人建設機登場
2025-09-10 12:34:47

エバーブルーテクノロジーズが新たな無人建設機械UGV-F11RC2を発表

エバーブルーテクノロジーズが新型無人建設機UGV-F11RC2を発表



エバーブルーテクノロジーズ株式会社(東京都調布市)は、遠隔操縦技術を活用した新しい超小型無人建設機「UGV-F11RC2」を2025年12月に発売することを発表しました。この機械は、除雪ドローン®の開発で培った技術を基に、厳しい環境でも運用可能な次世代のマイクロ重機として誕生しました。

開発の背景



エバーブルーテクノロジーズは、豪雪地帯における重労働である雪かきの負担を軽減するために「除雪ドローン®」を開発し、その実績から様々な現場でのニーズに応えてきました。現場からは「除雪以外にも活用したい」という要望が数多く寄せられ、特に建設や農業の分野では高齢化や労働力不足、安全対策が急務となっています。これらの課題を解決するため、新たに登場する「UGV-F11RC2」が計画されたのです。

UGV-F11RC2の特長



UGV-F11RC2は、以下のような特徴を持っています。

  • - 強力な出力と走行性
UGV-F11RC2は、4つのモーターによるAWD構成でトラクションを強化。不整地や斜面でも安定した走行が可能です。また、電動駆動により静音で、環境に優しい運用が実現されています。

  • - コンパクトな設計と操作性
スキッドステア方式を採用しており、最小旋回半径が0.5mと非常にコンパクトです。狭い場所でも自由自在に動かすことができます。

  • - 高い安全性
全輪にブレーキを備え、斜面でも安全に停車できる設計がなされています。また、低重心デザインによって高い安定性を誇ります。

  • - 多用途に対応
オプションでブレードを装備することができ、小規模な除雪や土砂の押し出し作業など、様々な奮闘に活用できます。

  • - FPVカメラ装備
リモート操作を補助するFPVカメラの装備により、高危険エリアでの作業も可能となります。

想定される用途



この新型無人建設機は、以下の分野での活用が期待されています。
  • - 農業現場:冬の除雪作業や整地、肥料や収穫物の運搬。
  • - 建設現場:法面整備や資材運搬、危険区域への偵察。
  • - 災害対応:倒木や土砂の排除、重量物の運搬。
  • - 地域インフラ:生活道路の維持管理や小規模な除雪作業。

発売概要



  • - 製品名:UGV-F11RC2
  • - 発売予定:2025年12月(受注は9月から開始)
  • - 価格:オープン価格(詳細は後日発表)

まとめ



エバーブルーテクノロジーズは、「社会課題をテクノロジーで解決する」ことを理念に、UGV-F11RC2を通じて現場の省人化、安全性向上、持続可能な社会に寄与していくことを目指しています。この新しいソリューションが、今後どのように様々な現場に活躍するのか、今からとても楽しみです。


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会社情報

会社名
エバーブルテクノロジーズ株式会社
住所
東京都調布市緑ヶ丘二丁目67番地1号フェリーチェ緑ヶ丘A2
電話番号

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