ジャカルタに新たなサステナブルなサービスアパートメントがオープン!
2025年4月1日、インドネシアの首都ジャカルタに、新しいサービスアパートメント「Swissôtel Living Jakarta Mega Kuningan」が開業します。このプロジェクトは、東急不動産のグループ会社である東急不動産インドネシア(TLID)と、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)が共同で実施したもので、整然としたデザインと環境への配慮を両立させた新たな居住空間を提案します。
東南アジア初のSwissôtel Livingブランド
「Swissôtel Living Jakarta Mega Kuningan」は、東南アジアにおける初のSwissôtel Livingブランドとして立ち上げられます。ゲストのニーズに応えるため、Studioタイプ、1Bedroomタイプ、2Bedroomタイプと多彩な部屋を用意し、短期滞在から長期滞在まで快適に過ごせる環境が整えられています。各部屋には必需品として冷蔵庫、洗濯乾燥機、IHコンロが設置されており、便利で快適な生活空間が確保されています。
また、共用スペースにはレストラン、ラウンジ、プール、ジムなどがあり、ゲストが充実した生活を楽しめる環境が整っています。これにより、心身ともにリフレッシュできる空間が提供されます。
環境に優しい運営体制
このサービスアパートメントは、使用する電力の100%を再生可能エネルギー由来で賄うことを目指しています。また、室内にはエネルギーマネジメントシステムが導入されており、効率的なエネルギー管理を行っています。ジャカルタ市の深刻な大気汚染や温暖化問題に対応するため、このプロジェクトは脱炭素社会の実現に向けた重要な取り組みとなります。今後も持続可能な社会の実現と企業の成長の両立に向けて、さまざまな施策を推進していきます。
地域貢献活動への取り組み
東急不動産は1975年からインドネシアでの事業を展開しており、約5,000戸の住宅開発を行ってきました。TLID設立以降も中高層住宅の開発を進めながら、地域社会への貢献活動を積極的に実施しています。
これには、海洋観光地ラブアンバジョでのサンゴ保全、ロンボクでのウミガメ保護、ジャカルタ郊外における植樹活動などが含まれ、地域環境の保全や生物多様性の確保に寄与しています。また、自閉症など特別なニーズを持つ子供たちへの支援活動も行なっており、地域全体の発展に取り組んでいます。
メガクニンガンプロジェクトについて
「Swissôtel Living Jakarta Mega Kuningan」は、ジャカルタ中心部のメガクニンガンエリア内に位置する大規模な複合開発プロジェクト「メガクニンガンプロジェクト」の一部です。約1万㎡の敷地には、サービスアパートメントや商業施設が含まれ、清水建設による設計・施工のもと、日本の優れた技術を取り入れています。このプロジェクトは、日系企業が主導する数少ない「オールジャパン」体制で行われており、複数の日本メーカーの住宅設備機器が積極的に使用されています。
東急不動産の長期ビジョン
2021年に発表された「GROUP VISION 2030」に基づき、東急不動産ホールディングスは「環境経営」と「DX」の取り組みを強化しています。環境に配慮した企業を目指し、2022年末には事業所及び保有施設の100%を再生可能エネルギーに切り替え、国内企業として初めてRE100の目標を達成しました。今後もSDGsに基づく持続可能な成長を続け、社会との共生を目指して活動していきます。
このように、「Swissôtel Living Jakarta Mega Kuningan」は、快適な住環境と環境保全への取り組みを両立させ、未来のライフスタイルを提案する場として、新たな価値を提供します。