阪神・淡路大震災からの30年を踏まえた防災訓練
2025年11月29日、豊中市と大阪市淀川区が共同で「神崎川流域合同防災訓練」を実施します。この訓練は、阪神・淡路大震災から30年を迎えるにあたり、地域の防災力を一層強化し、市民が防災を身近に感じる機会を提供するものです。本イベントは平成25年度から毎年行われており、今年で13回目となります。
訓練の目的と背景
神崎川流域では、過去の自然災害からの教訓をもとに、防災意識の向上が急務となっています。豊中市と大阪市は、災害時における相互の連携を強化し、市民一人ひとりが自らの安全を守るための知識と技術を身に付けることを目的としています。これまでの訓練では、木造住宅密集地域における自主防災組織の交流が深められてきました。
参加型ブースの充実
今年の訓練では、特に参加型の体験ブースが充実しています。具体的には、以下のような体験ができます:
- - 最新浄水機材体験:神崎川の水が飲める新しい浄水技術を体験。
- - 避難経路の確認:ハザードマップを使って、自宅から避難所への最適なルートを確認。
- - 初期消火訓練:消火器を使用した消火訓練を実施。
- - VR避難体験:バーチャルリアリティを用いた避難シミュレーション。
- - 救命訓練:心肺蘇生法やAEDの使い方を学ぶ実践的な訓練。
- - ドローン展示飛行:防災における最新技術としてドローンを展示。
これらの活動を通じて、楽しみながら防災に関する知識を得られる設計になっています。
訓練の概要
- - 日時:令和7年(2025年)11月29日(土)10時~14時(少雨決行)
- - 場所:豊中市立グリーンスポーツセンター(大島町3-9-2-1)
- - 内容:
- 訓練ブースでは様々な防災体験が揃っており、
- 出店ブースも設置され、市民に楽しみを提供します。
- 訓練参加者には抽選会でのプレゼントも用意されています。
さらに、協力企業による新しい防災技術や製品の展示も行われ、最前線の技術を学ぶ貴重な機会となります。
市民が参加しやすい訓練
この合同防災訓練は、地域住民にとって防災について考える良い機会です。参加すれば、具体的な技術や知識が身につくほか、家族や友人と一緒に楽しむことができます。阪神・淡路大震災の教訓を忘れず、地域全体で防災力を高めていくことが求められています。
訓練詳細は豊中市の公式サイトにも掲載されているため、興味がある方はぜひご覧ください。市民一人ひとりが積極的に参加し、災害に強い町づくりに貢献しましょう。