現場職の熱中症対策、300社超が「暑さ手当」導入

現場職の熱中症対策が進化中

2025年の猛暑が続く中、現場職の労働環境改善が求められています。これに応じて、X Mile株式会社が提供する人材採用システム「クロスワーク」を利用する企業が、熱中症対策として「暑さ手当」を導入しました。導入企業は既に300社を超え、月額2万円を支給するところもあり、今後の展開が期待されています。

暑さ対策の取り組み内容

クロスワークに掲載された求人によると、2025年7月時点で暑さ対策を実施している企業は306社に達しました。主な取り組みとしては以下のようなものがあります：

- 暑さ手当の支給: 例えば、気温が35℃を超える場合には1日500円の手当を支給し、月額で2万円を超えるケースも。
- 飲料の提供: 塩飴や水、スポーツドリンクなどの飲料が配布されており、労働者の水分補給が促進されています。
- 空調服の貸与: 作業者には汗ばむ環境でも快適に作業できるよう、空調服やファン付き作業着が支給されています。
- 冷却設備の設置: 製氷機や冷風機も導入され、作業環境の温度管理が図られています。

これらの取り組みは、屋外や倉庫内など高温環境で働くスタッフの安全を守るために工夫されていることが分かります。

マスコミによる取り上げ

この「暑さ手当」は、2025年7月22日放送のテレビ朝日『グッド！モーニング』で特集され、クロスワークが紹介されました。特集では、熱中症対策に全力を注ぐ企業の事例が取り上げられ、視聴者に新たな働き方のスタンダードを提示しました。

放送内容はこちらから観ることができます。

クロスワークとは？

クロスワークは、物流・建設・製造といった現場職に特化した求人メディアです。2019年のサービススタート以来、全国の企業と求職者を橋渡しするプラットフォームとして成長し、現在では登録者数が70万人を超えています。企業への導入実績も多数あり、特にドライバーや施工管理などの分野で強みを持っています。

今後、更なる暑さ対策の制度化や待遇改善が進むことが見込まれており、クロスワークは求人データを通じて現場職の労働環境の実態を詳しく伝えていく予定です。