コルサポの新機能
2025-07-10 11:10:50

AIコールセンター「コルサポ」が通話要約機能を先行公開、業務効率化を実現

新たなAIコールセンターサービス「コルサポ」とは



株式会社エクサテックが提供するAIコールセンター支援サービス「コルサポ」は、業務効率化を図るための新しい機能を2025年7月7日に先行公開します。この機能は、通話内容をリアルタイムで要約し、自動でCRMに送信するという革新的なサービスです。運営元の大西洋平太代表取締役は、現場でのデータ使用の負担を軽減し、素早く情報を活用できる体制を整えることで、企業の業務改善に大きく寄与したいと語っています。

リアルタイム通話要約機能の特長



「コルサポ」の新機能であるリアルタイム通話要約は、通話終了直後の10秒以内に要点やFAQ、担当タスクを自動生成し、それをCRMシステムに送信します。この機能により、オペレーターが通話内容を手動で記録する時間(ACW: After Call Work)が平均して40%も削減されることが期待されています。これにより、コールセンター運営の効率化が進むことは間違いありません。

さらに、生成された要約はWebダッシュボードで即座にチーム内で共有できるため、情報の二重対応や漏れを防ぎつつ、データの活用がスムーズに行えます。自動タグ付け機能も搭載されており、キーワードを抽出して問い合わせの種類を自動分類することが可能です。これにより、データ分析や顧客の声(VOC)の活用が大幅に早まることが見込まれます。

ベータプログラムへの参加方法



エクサテックは、この新機能を先着で10社を対象に無償のベータプログラムとして提供します。参加を希望する企業は、公式サイトの申込フォームに必要事項を記入して申し込むことで参加可能です。プログラムの提供期間は2025年7月7日から10月31日までとなっており、業種や規模を問わず参加できます。ただし、利用後にはアンケートや事例協力が求められます。

開発の背景



今回の新機能は、コールセンターの業務効率化を強く求めるニーズの高まりから生まれました。多くのコールセンターでは、通話完了後に要点を手入力する作業が平均90秒以上かかり、オペレーターに大きな負担となっていました。それに加え、通話内容をテキストに変換していないため、VOC分析やFAQの改善に活かすことができないという問題もあります。

しかし、最近の大規模言語モデル(LLM)の精度向上により、通話要約の品質が業務利用レベルに達しました。この技術的な進歩が、エクサテックによる新機能の導入の背景にあります。

まとめ



「コルサポ」のリアルタイム通話要約機能は、業務におけるデータ管理の負担を軽減し、迅速な情報利用を可能にします。大西代表は、このベータプログラムを通じて利用者と共に機能を磨き、正式版ではさらにスマートなコールセンターの運営が実現できることを期待しています。企業のビジネス効率を向上させるこの機会をお見逃しなく!


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会社情報

会社名
株式会社エクサテック
住所
岩手県盛岡市中屋敷町9-2
電話番号

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