福井県小浜市が世界に魅力を発信するTAKATORIプロジェクト
福井県小浜市に拠点を置く有限会社高鳥紙業が、2025年7月にマレーシアのクアラルンプールで開催された「JAPAN EXPO MALAYSIA 2025」に出展しました。このプロジェクトは、地域の伝統技術や食文化を世界に広めることを目的としています。高鳥紙業が主導し、5つの伝統的製造企業が集まった合同ブース「TAKATORI」では、日本の美食と文化を訪れる人々に紹介しました。
TAKATORIプロジェクトの詳細
TAKATORIプロジェクトは、特に地域の技術や文化に重きを置き、各企業の特色を活かした製品作りが特徴です。高鳥紙業は、和のカトラリーグッズや箸折日本、テーブルウェアを展開し、伝統的な「包む」文化を現代的な形で提示しています。
出展企業とその製品
- - 高鳥紙業: 和のカトラリーグッズや箸折日本の「包む」文化を表現した製品を提供。詳細はこちら。
- - 小浜海産物: 発酵調味料「雲丹醤」を手がけ、一滴で味が変わるマジックを提供。詳細はこちら。
- - ひらの伊: 400年以上の歴史を持つ若狭塗りの箸を製作。詳細はこちら。
- - 酒のメガテン: 日本酒を提供する老舗蔵元。詳細はこちら。
- - 山茂(Yamashige): 豊洲市場での干し貝柱など、和洋中で扱われる珍味素材を展開。詳細はこちら。
体験型イベントとその反響
ブース内では「はしおり(箸折)体験ワークショップ」を開催し、来場者が実際に和紙を使った折り文化に触れる貴重な体験を提供しました。この参加型コンテンツは評価が高く、飲食店バイヤーやギフトショップオーナーとの商談も活発に進行しました。和食文化への関心の高まりを感じるとともに、和のカトラリーや食演出ツールのニーズが実感されました。
今後の展望
今回の出展を契機に、高鳥紙業はマレーシア及び東南アジア地域への本格的な展開を進める計画です。「ギフト需要」と「日本食レストラン向け」市場の開拓を強化することで、地域に根ざした日本のブランドとしての存在感を高めていきます。今後も、伝統的な「包む」文化を象徴する製品を通じて、日本の美意識と機能性を結びつけ、世界中の人々の日常に届けていく意向です。
会社概要
- - 社名: 有限会社 高鳥紙業
- - 設立: 昭和46年(1971)11月
- - 代表取締役: 高鳥 義雄
- - 事業内容: シール・ラベル、パッケージ・紙器、食品関連商品等の製造・販売、販促品の提案、動画制作など
- - 住所: 〒917-0072 福井県小浜市千種2-4-3
- - URL: 高鳥紙業公式サイト