TAKADAグループ、資源循環と環境負荷低減へ協力強化を図る
2023年6月28日、TAKADAグループは「家具インテリアリサイクル&リニュー協議会」への加盟を発表しました。この新たな協議会は、家具業界に共通の課題として、不要な家具の引き取りや再利用、さらには再資源化を促進することを目的としています。また、森林の生態系保全やCO2排出削減に向けたサステナブルなサプライチェーンの構築を目指しています。
協議会設立の背景
環境意識が高まる中、家具業界も変革を迫られています。消費者の使用後の処理方法に関する選択肢が限られているため、TAKADAグループは業界全体における情報共有とベストプラクティスの普及が急務だと認識しました。これにより、循環型経済(サーキュラーエコノミー)の実現を支援する方針を掲げています。
具体的な取り組み
TAKADAが加盟した「家具インテリアリサイクル&リニュー協議会」には、大きく分けて以下の4つのワーキンググループが設立されています。
1.
リソーシング:資源循環のループを繋ぎ、再資源化を促進するための研究開発を行います。
2.
長期愛用:家具の耐用年数を延ばすための修理メンテナンスシステムを構築し、消費者が長期間利用できる仕組みを提案します。
3.
ZEROカーボン:2050年に実質ゼロカーボンを実現するための研究開発を進め、環境に優しい製品を業界に導入します。
4.
再生デザイン:環境性能評価を基に、環境に配慮した家具の開発を進めることを目的としています。
これらの活動を通じて、TAKADAグループは循環型社会の実現に向けた具体的な行動を進めています。
TAKADAグループの広がり
TAKADAグループは、物の流れから廃棄物処理、再生や修理、販売に至るまで、幅広いサービスを提供しています。これにより、物流の効率化や環境負荷の低減が図られています。
- - 全国ネットワーク運営:TriValue株式会社による未来型物流システムの確立。
- - 流通サービス:家具に関連した輸送から施工までのサービスを提供するタカダ・トランスポートサービスと株式会社ワタナベトランスポート。
- - 電気工事等:家電製品の設置などを行うトゥーホームサービス有限会社。
- - 産業廃棄物のリサイクル:資源化インフラの構築を手掛けるTAKADA環境株式会社。
- - 家具の再生と販売:RePlus有限会社によって運営される、リサイクル可能な家具の提供。
これらのサービスを通じて、TAKADAグループは持続可能なビジネスモデルの構築に務めています。
未来への展望
TAKADAグループは引き続き、革新を追求しながら社会と環境に貢献するための取り組みを推進していきます。「家具インテリアリサイクル&リニュー協議会」への加盟を契機に、業界内での協力関係を深め、より持続可能で環境に優しい社会を実現するための道筋を拓いていくでしょう。
会社情報
- - 会社名:TAKADA株式会社
- - 設立:2019年
- - 所在地:埼玉県さいたま市見沼区東大宮5丁目30番地12
- - 代表者:代表取締役髙田 輝成
- - 問合せ先:経営企画部
- - 電話番号:048-682-6028
- - メールアドレス:[email protected]
- - 公式サイト:TAKADAグループ