能登復興支援の新たな取り組み
能登半島地震の影響を受けた被災地を支えるため、辻口博啓夢プロジェクトが新たな施策を打ち出しました。第13回「辻口博啓 夢プロジェクト」では、「20年後のぼくたち・わたしたち絵手紙コンテスト」を開催することが決定されました。このプロジェクトはパティシエである辻口博啓氏の「夢がもつチカラを多くの子どもに伝えたい」という願いから始まりました。
夢を形にする絵手紙コンテスト
絵手紙コンテストは、2025年7月7日から9月30日までの期間で実施されます。参加者は、自分の未来を描いた絵手紙を通じて、復興支援に寄与することができます。応募作品の一つにつき、北國新聞社を通じて100円が被災者に寄付される仕組みです。これにより、子どもたちは自分の作品が誰かの助けになる実感を得ることができ、自身の夢を実現する一歩となるのです。
このコンテストには、参加対象として、小学校6年生以下や中学生も含まれています。作品は専用のはがきに描いて応募するスタイルで、オンラインでも受付が可能です。各部門ごとに用意された賞典も魅力的で、総合グランプリには旅行券10万円が贈られます。
チャリティ企画「YUME-BOX」
さらに、優秀な作品をデザインに採用したチャリティ商品「YUME-BOX」も販売されます。このスイーツBOXは、能登産の栗を使用したお菓子や、能登産の梅酒を用いた特製品が含まれています。売上の一部は「能登復興支援基金」として寄付され、こちらも参加者が気軽に復興支援に関わることができる仕組みです。
「あなたの『おいしい』が、能登の『がんばれ』になる。」というキャッチコピーの下、贈り物としても喜ばれる内容となっており、商品には企画の背景を説明するストーリーカードも同封されます。価格は税込みで3,850円、うち50円が寄付に回されます。
未来を見据えて
このように、辻口博啓夢プロジェクトが推進する「20年後のぼくたち・わたしたち絵手紙コンテスト」や「YUME-BOX」の販売は、単なる支援活動にとどまらず、次世代を担う子どもたちに夢を持たせ、地域復興の大切さを伝える貴重な機会となっています。
фестиваль, 今後は2025年に予定されている審査会および表彰式に向け、各地から多くの応募が集まることが期待されています。辻口氏の温かい思いが込められたこのプロジェクトを通して、皆が共に助け合う力を育んでいくことができるでしょう。
これからの能登半島の復興に向けた大切なステップとして、ぜひ多くの方々に参加していただきたいと思います。