病院経営イノベーションピッチ、熱気に包まれる
2025年10月25日、株式会社日本経営が主催する「病院経営イノベーションピッチ」がTAKANAWA GATEWAY Convention Centerにて盛大に開催されました。このイベントは、病院経営層とともに金融、投資、ヘルスケア分野の経営者たちが集まり、革新的なアイデアを持つ企業が発表するための場です。
新しい対話の形
従来のピッチイベントとは異なり、登壇企業は10分間のプレゼンテーション後、審査員と1対1で向き合う「テーブルローテーション形式」のディスカッションが行われました。これにより、現場の声が直に伝わる貴重な機会が生まれ、経営者と企業の間に新たな共創の可能性が広がりました。参加者たちは熱心に耳を傾け、意見交換が活発に行われました。
審査員の声
審査員は、医療現場のリアルな状況を考慮したアイデアが豊富で、非常に実践的だと称賛しました。また、テーブルローテーション形式による対話の新しさが、発想の転換を促す場となったことを評価しました。「シード段階の企業に対しても誠実な対話があった」との意見もあり、多くの気づきを得られた場であったことがわかります。
表彰結果と受賞者の活動
今回のピッチイベントでは、最優秀賞に輝いたのは株式会社ソラメドです。同社は手術室の稼働状況を可視化するシステム「オペプロ」を展開し、業務効率化と経営改善を図っています。これは病院にとって重要な課題に応えるものであり、その革新性が評価されました。
また、企画委員賞やPoC賞に選ばれた企業も多く、一般社団法人慈恵會理事長の丹野智宙が選出した株式会社マクニカや、社会医療法人仁生会細木病院が代表するGOOD ENDなど、今後の展開が期待されています。
驚くべき反響
参加者からは「次回もぜひ開催してほしい」との声が多く寄せられました。このイベントは医療DXを中心に新しい共創の形を提案し、今後の医療業界における連携や革新に寄与することを目指しています。PoC賞を受賞した企業は、医療機関での導入・検証を進め、株式会社日本経営がその過程を追跡し続けます。
今後の展望
特に注目すべきは、最優秀賞を受賞した株式会社ソラメドと、株式会社日本経営の橋本社長との特別対談が予定されていることです。医療DXの最前線に立つ両者の共創が、医療業界にどのような変化をもたらすのか、多くの人が期待をよせています。
「病院経営イノベーションピッチ」は、病院と成長企業が対等に交流し、新たなアイデアを生む場として高い評価を受けました。株式会社日本経営は、次回の開催を2026年に予定しており、さらなる挑戦と支援を続けていく方針です。
お問い合わせ
詳細情報や今後の続報は、
株式会社日本経営の公式ウェブサイトにてご確認ください。イベントについてのお問い合わせは、株式会社日本経営病院経営イノベーションピッチ事務局までお気軽にどうぞ。