万博BENTO試食会
2025-03-03 18:37:19

近畿大学ヘルスチーム菜良が開発した万博BENTOのプレビュー

近畿大学ヘルスチーム菜良が挑む「万博BENTO」プロジェクト



近畿大学農学部食品栄養学科の学生たちが結成する食育ボランティアサークル「近畿大学ヘルスチーム菜良」は、2025年に開かれる「大阪・関西万博」の開催を前に、新たな弁当「万博BENTO」の開発に取り組んでいます。このプロジェクトは、奈良県産の新鮮な食材を活用し、日本の弁当文化を国内外に広めることを目指しています。

食育に根ざした活動


「ヘルスチーム菜良」は、奈良県内の管理栄養士養成課程のある4大学(近畿大学、奈良女子大学、畿央大学、帝塚山大学)の学生から成り立っています。このグループは、地域住民の健康を維持・向上させるための活動を行い、産官学の連携を強化することを目的としています。

万博BENTOの特徴


万博BENTOは、奈良特産の食材を用いて、見た目にも美しく、健康的な弁当を提供することをテーマにしています。具体的なメニューには、大和野菜のひとくちおにぎりや、金ゴマのせごはんレンコンカレー餃子、大和肉鶏となすのしょうが焼き、水菜のパリパリツナサラダなどがあります。これらは、地域の食文化を反映させ、味わい深い料理に仕上げられています。

このプロジェクトは、奈良県内の日本料理店「奈良井上」の協力を得ながら、レシピをブラッシュアップしています。学生たちは、実際に料理を作りながら、顧客の反応を学び、プロとしての感覚を磨くための貴重な経験をしています。

試食会の開催


万博BENTOの試食会は、2025年3月5日に奈良市の「奈良井上」にて開催されます。参加者は、16名の大学生たちで、地域の旬の食材を利用した主菜、副菜、スイーツなどを提案し、春にふさわしい彩り豊かな弁当の完成を目指します。試食会は午後1時から4時までの予定で、地元の住民やメディア関係者を対象に、直接フィードバックを受ける場でもあります。

万博会場での公開販売


完成した万博BENTOは、万博会場内の関西パビリオンで販売される予定です。この販売を通じて、国内外のお客様に奈良の食文化を伝える機会となります。さらに、学生たちはこのプロジェクトを通じて、実践的なスキルを学びながら、地域に根付いた健康的な食生活の普及に貢献していくことを期待されています。

「ヘルスチーム菜良」の意義


「ヘルスチーム菜良」は、単なる食育ボランティアに留まらず、地域全体の健康を考える重要な役割を果たしています。健康的なレシピの開発や、子ども向け料理教室の開催を通じて、さらなる健康促進を図っています。これからの活動にも注目が集まります。

まとめ


「万博BENTO」プロジェクトは、地域の食文化を尊重し、未来の管理栄養士を目指す学生たちの情熱が結集した取り組みです。健康的で美味しい日本の弁当を通じて、奈良の魅力を広めていく彼らの姿を、ぜひ応援していただきたいと思います。これからも一層の活躍を期待しています。

会社情報

会社名
学校法人近畿大学
住所
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。