熊本・多良木町の新名物、国産メンマが誕生!
熊本県南部に位置する多良木町は、その豊かな自然と森林資源で知られていますが、近年、放置竹林の問題が地域に広がりつつあります。そこで注目されているのが、悠久農園が手掛ける「多良木メンマ」です。これは、放置された竹林を活用して作られた国産メンマで、この取り組みによって地域の美化と特産品の創出を目指しています。
放置竹林の課題
多良木町の総面積の約80%が森林で、その中には手入れが行き届かず、荒れた「放置竹林」が存在します。竹の成長はとても早く、光を遮ることで他の木々の生育を阻害し、根が浅いため、地滑りのリスクも孕んでいます。悠久農園は、この未利用資源を「地域の宝」と捉え、竹をメンマに加工することで地域に新しい食風景を提供しつつ、放置竹林の管理にも貢献しています。
多良木メンマの魅力
多良木メンマは、主にラーメンの具として親しまれる一品ですが、現在日本で食べられているメンマのほとんどは輸入品です。この現状を打破し、国産メンマを普及させるために、悠久農園は「おにぎりに合うメンマ」としての商品開発に取り組んでいます。
商品詳細
内容量:100g
価格:980円(税込)
多良木産の梅を使ったさっぱりしたメンマ。
内容量:100g
価格:980円(税込)
人吉球磨地域の柚子味噌で味付けされた、香り高いメンマ。
これらのメンマは、地元産の原材料にこだわっており、日本人の食文化に合った味わいが楽しめます。地域の特性を活かした製品であり、食卓に新たな新鮮な風を吹き込むことでしょう。
メンマを使ったアレンジレシピ
多良木メンマは、さまざまな料理に応用可能です。以下にいくつかのレシピを紹介します。
おにぎりにメンマをトッピングするだけで、食感と風味が加わり、おいしさ倍増です。
食べやすく切った長芋にメンマを和えるだけで、手軽にできる一品に。
大根にメンマと柚子味噌をのせて、和食の新たなスタイルをお楽しみください。
茹でたねぎにメンマの食感をプラスしたおいしい一皿が完成します。
悠久農園の取り組みと未来
悠久農園の代表である矢山隆広氏は、地域資源の価値に目を向け、放置竹林の改善に努めています。「足元にある資源を見つめ直し、地域循環型の生活を」と考える彼のビジョンは、地域に新たな活力を与えることでしょう。今後、おにぎりに合う多良木メンマなどの特産品を軸に地域のおいしさを発信していく予定です。
多良木町の悠久農園が展開する国産メンマは、ただの食材にとどまらず、地域振興の象徴ともいえます。あなたもぜひ、多良木の自然と地域の魅力を感じながら、国産メンマを楽しんでみてください。