グロービス(東京・千代田区、代表:堀義人)は、スタートアップ企業向けのアクセラレーションプログラム「G-STARTUP」の第2期にあたる採択企業12社を発表しました。このプログラムは、ユニコーン企業を100社輩出することを目標に2019年にスタートし、成功した起業家やベンチャー支援の専門家による支援を通じて、選抜された企業の成長を支えています。
第2期の採択企業(五十音順)は以下の通りです:
- - 株式会社EC-GAIN
- - カイテク株式会社
- - 株式会社コードミー
- - シルタス株式会社
- - 株式会社森未来
- - 株式会社dinii
- - 株式会社Basset
- - 株式会社ピカブル
- - 株式会社fondi
- - ホスピタルコンプライアンスマネージメントジャパン株式会社
- - 株式会社Boulder
- - 株式会社Luup
3月からは、これらの採択企業に対する具体的な支援が始まります。成功した企業の起業家たちが講義を行い、メンターが直接サポートを提供します。このプログラムでは、プロダクト開発や事業開発を支援し、起業家が直面するさまざまな課題を解決しやすくする環境を整えています。これにより、参加企業が市場での競争力を高め、将来的には日本を代表するベンチャー企業として成長することが期待されています。
第1期の「G-STARTUP」では、14社が採択され、昨年11月にはデモデイが行われました。この際には、グロービス・キャピタル・パートナーズ(GCP)などの主要な投資家が集まり、出資検討の場となりました。そして現在も、多くの企業が資金調達の準備を進めています。
今後の予定として、GCPの代表パートナーである今野穣さんや、他の起業家もファカルティとして参加し、ユニコーン企業を目指すための意識づくりや、経営に関する最新の知識を学ぶ講義を予定しています。5月には再びデモデイを開催し、投資家とのネットワーキングの機会が用意される予定です。
グロービスは、この「G-STARTUP」プログラムを通じて、スタートアップ企業の成長を支援し、日本全体のベンチャー生態系の構築に寄与していく方針です。これまでにも、ビジネスプランコンテストや優れた卒業生の起業支援を行っており、グローバルに展開するベンチャーシーンの中で、変革を促進させるための活動を続けています。
具体的には、グロービス経営大学院は約7000名の在校生や卒業生を持ち、これらの人材を活用した起業家育成に力を入れています。また、グロービス・キャピタル・パートナーズは150社以上に出資した実績があり、運用総額は1000億円を超えるなど、資金面でも強固な基盤を持っています。さらに、GLOBIS知見録という情報発信プラットフォームを通じて、ビジネスに役立つ知識や情報を提供し続けています。
このように、グロービスは起業家たちの挑戦を支援するための確固たるインフラを整えており、今後も日本のスタートアップシーンの充実に向けた取り組みを進めていくことでしょう。新たに選ばれた企業たちが、どのような成果を上げ、ユニコーン企業として成功するのか、多くの人が注目しています。