フッ素フリーホスホニウム系帯電防止剤の開発
日本化学工業株式会社は、持続可能な社会の実現を目指し、新たな価値の創造に向けて「成長戦略の推進と新たな価値の創造」を中期経営計画の柱として掲げています。この度、世界的なPFAS(多価フッ素化合物)規制の動きに対応する形で、同社はフッ素フリーのホスホニウム系帯電防止剤を開発しました。本製品は、30年以上にわたるホスフィン誘導体の合成技術を駆使し、様々な樹脂に相溶するイオン液体タイプとして設計されています。
開発の背景と目指す方向性
PFAS規制は近年急速に強化されており、国際的な環境問題として注目されています。このため、化学業界は新しい代替品の開発を急務としています。日本化学工業は、これに応える形でフッ素を使用しない製品の開発に注力しました。新製品の開発により、顧客のニーズに応じた多彩なグレードも展開し、より広範な市場に適応していく意向です。
製品の実機製造は福島第二工場(福島県田村郡)で行われ、開発体制も一層の加速が図られています。これにより、多くの関係者から高い評価を受けられるよう努めていると言います。特に、持続可能な社会の実現を目指す取り組みの一環として、PFAS規制を共に乗り越えて行く姿勢が強調されています。
展示会出展のご案内
日本化学工業は、開発したホスホニウム系帯電防止剤を下記の展示会に出展いたします。これらの機会を通じて、皆さまとの情報交流を深められることを楽しみにしています。
会期:2025年11月12日(水)~11月14日(金)
会場:幕張メッセ2ホール(小間番号:13-46)
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会期:2025年11月27日(木)~11月28日(金)
会場:東京ビッグサイト 南展示棟 ホール1・2
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どちらの展示会でも多くの情報をお届けし、関係者との交流を図りますので、ぜひお立ち寄りください。
お問い合わせ
本製品に関するお問い合わせやご質問は、以下の経路で受け付けています。
日本化学工業株式会社 IR広報️ TEL:03-3636-8060
日本化学工業株式会社は、開発したフッ素フリーホスホニウム系帯電防止剤を通じて、現代の課題に応え、より良い未来の実現に向けて邁進します。