新鋭デザイナーの魅力を披露!「Global Fashion Collective S/S’26 in Paris」開催
2025年10月2日と3日、フランス・パリのLa Maison des Métallosにて、グローバルに新進気鋭のファッションデザイナーを紹介する「Global Fashion Collective S/S’26」が盛大に行われました。このイベントは、カナダ・バンクーバーを拠点に活動する「Global Fashion Collective」が主催し、世界中から選りすぐりの若手デザイナーが参加し、最新のコレクションを発表しました。日本からは、ユニークなスタイルで話題の3つのブランドが参加し、その個性的な作品が注目を集めました。
日本からの参加デザイナー
1. SHINO
日本のヴィジュアル系衣装デザイナーであるSHINOは、「Kingdom of World's End」というテーマのもと、フランスの歴史からインスパイアを受けた美しい物語を表現しました。SHINOのコレクションは、ダークな印象の中に繊細な装飾やフランスのトリコロールを取り入れた色合いで、衣装の強弱を巧みに表現しています。特に、パリのランウェイでのメンズウェディングドレスが印象的で、このショーを通じてデザイナーとしての新たな可能性を感じたと語りました。
2. Boutique.june
香川県高松市から参加したBoutique.june(ブティック・ジュン)は、伝統的な香川県の保多織を用いたコレクション「Light and Shadow(光と影)」を発表しました。日本の書道に使われる墨を利用した染色法による独特の風合いが話題になり、静謐でありながらも奥深い魅力を帯びた衣服の数々が披露されました。Boutique.juneのデザイナーは、伝統とモダンを融合させたデザインを通じて、日本の工芸職人の技術が持つ本来の美しさを世界に伝えようとしています。
3. vaneum
センス溢れるレディースアパレルブランドvaneumは、「Impressions of Margin / 余白の印象」をテーマにしたコレクションを発表しました。このコレクションは、シアーやリネンといった素材を用い、日常に寄り添いながら特別感を演出するという特徴があります。vaneumのデザイナーたちは、静けさの中に潜む余白の美しさを強調し、人々が自然体で自分らしく生きられる服づくりを目指しています。