株式会社FOLIOが提供するAI投資サービス「ROBOPRO」は、2024年10月15日をもって預り資産残高が500億円を超えたことを発表しました。このロボアドバイザーは、自動的に世界の株式や債券に分散投資を行い、AIの分析による市場の予測を基に投資配分を柔軟に調整することが特長です。「ROBOPRO」は2020年からの運用開始以来、特に金融庁が公表した過去3年間のパフォーマンスでも、同種サービスの中でトップとなる実績を誇ります。
2023年の10月末時点では預り資産が約250億円でしたが、1年間で急増し、ついに500億円に達しました。市場の急激な変動に対しても、AIの力でリスクを巧みに低減。特に2024年夏には株式市場が不安定な状況にありましたが、「ROBOPRO」は不動産や金を多く保有することでマイナス影響を抑え、8月には+0.31%というプラスリターンを確保しました。このように、「ROBOPRO」はAI技術を駆使して合理的な判断を行い、投資リターンの最大化を図ってきました。
特筆すべきは、AIが40種類以上の先行指標を多角的に分析することで、定量的かつ冷静な判断を可能にしている点です。感情に左右されることなく、トレンド変化に対する迅速な対応ができるため、より確実な運用が実現されています。投資配分は毎月見直され、過去の運用データに基づき攻めと守りの資産の比率を調整します。また、相場の急変に際しては臨時のリバランスを行い、柔軟な対応を行います。
「ROBOPRO」は利用者にとってのサービス体験の向上にも力を入れています。定期的にセミナーやレポートを通じてAIによる市場予測とその裏側にある考察を提供し、顧客の投資理解を深めることを目的としています。さらに、投資運用の透明性を高めるべく、ウェブサイトやアプリのリニューアルも行われました。
また、FOLIOは「ROBOPRO」を直接提供するだけでなく、証券会社や銀行との連携を通じてもサービスを展開。利益を得る機会を拡大する多様なチャネルを持ち続けています。「ROBOPRO」として提供される特定のサービスも増えており、顧客のニーズに応じた活用が期待されています。今後もFOLIOは、「ROBOPRO」のさらなる成長を目指し、より多くの人々の資産形成の支援を続けていく所存です。
今回の500億円到達は、単なる通過点であると会社側は強調しています。今後の展望として、FOLIOはお客様にとってさらに価値のあるサービスへと進化させ、AIを駆使した資産運用の未来を切り開いていく見込みです。「ROBOPRO」の持つ特性や新しいサービスを通じて、これからも資産形成のパートナーとして成長することが期待されます。