松井証券が米ドル/円のスプレッドを業界最狭の0.1銭へ縮小
松井証券株式会社が、2026年2月16日(月)取引分から、外国為替証拠金取引(FX)における米ドル/円のスプレッドを、現在の「0.2銭」から業界最狭の「0.1銭」に引き下げることを発表しました。この変更により、利用者はより低コストでの取引が可能となります。
米ドル/円のスプレッド変更の詳細
松井証券では、これまで米ドル/円の1,000通貨以下の成行注文や成行決済について0.2銭のスプレッドを提供してきましたが、このスプレッドが0.1銭に変更されるのは、FX取引を行う投資家にとって非常に魅力的なニュースです。これにより、特に短期トレーダーやデイトレーダーにとっては、取引コストの削減が期待されます。
具体的にスプレッドが適用される注文の種類には、数量上限以下のストリーミング注文、IFD注文、IFO注文における成行の新規注文部分、成行決済注文などがあります。取引の際にかかるコストが大幅に減少することで、更なる顧客の取り込みを狙っています。
シェアの高さと情報の充実度
米ドル/円は、ユーロ/ドルに次いで世界第2位の取引シェアを持ち、日本のFX市場では圧倒的な取引量を示しています。2025年12月のデータでは、月間取引シェアは約88%に達し、非常に人気のある通貨ペアとされています。さらに、米ドル/円に関する情報は他の通貨に比べて非常に豊富で、投資家にとって取組みやすい環境が整っています。
特に日銀の金融政策に関連する情報は、日本語で正確に把握できるため、国内の投資家にとって大きな利点があります。松井証券では、日銀やFOMCの速報動画を公開しており、これらを参考にすることで投資判断に役立てることができます。
現在の相場見通し
松井証券のマーケットアナリスト、鈴木翔氏によると、米ドル/円の年間のレンジは昨年と同様の140円から160円の範囲を予想しています。現状、155円を中心に推移すると予測されており、日本の高市政権の「責任ある積極財政」と日銀の利上げスタンスが円安の要因となっています。一方で、米国の金利に関する情報も注目を集めており、トランプ政権の低金利政策や、新FRB議長のケビン・ウォーシュ氏が利下げに積極的であるとの見方も存在します。
最近では、米ドル/円の価値が一時的に152円へと急落しましたが、その後は150円台後半に戻る展開にあります。市場の動向を見定めながら、160円近くに達した際にはドル売り円買い介入への警戒感が高まることが予想されます。介入の前後では価格変動率が高まるため、短期的な収益機会が増える可能性があると鈴木氏は指摘しています。
まとめ
松井証券は、投資体験を通じて顧客の豊かな生活をサポートすることを目指しています。今回のスプレッドの縮小は、より多くの投資家にとって魅力的な取引環境を提供すると共に、日常的なマーケット情報を通じて、投資がより楽しくなることを期待しています。顧客に向けたアイデアあふれる商品の設計を続けていく姿勢が、業界での競争優位を生む要因となるでしょう。